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2005年06月25日(土) ■ |
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新しい生活。 |
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いつの間にか眠ってしまったようです。
起きて暫くの間、「ここってどこ?」 みたいな感じでしたが、「あっ、ネコ君にご飯あげなきゃ」って飛び起きて みたけど、その途端状況を理解しました。
そんな時、メールを頂きました、その方のサイトに行って、体験談なんかを 読ませていただき、あまりに面白いのでゲラゲラ笑っているうちに カッチョ悪いんですけれどまたまた涙がボロボロ流れてきて。
ひととおり涙が流れたら、平静を取り戻しました。
もう、大丈夫(だと思う)。
携帯が鳴りました、ジムの彼女。
「あの、ごめんなさい、私です」
「わかるよ、名前出るから」
「あっ、ごめんなさい」
昨晩かなり素っ気無くしてしまったので、かなりオドオドしています。
彼女には悪いけど、吹き出してしまいました。
「いいよ、いまどこ?」
「ごめんなさい、近くにいます」
「じゃあ、おいでよ」
「いえ、あの、ごめんなさい、帰ります」
「ごめんなさいって、何回言った?」
「あ、ごめんなさい」
「ははは、じゃあ、駅に居てね、5分で行く」
「あの」プツッて切っちゃいました。
もう、気持ちは決まってるから、こういうときの私の行動は早いです、 そして回りも見えない。
駅に着くと、彼女が立っていました。私の顔を見るなり 「ひどいです、いきなり電話切るから・・・」って言いかけた彼女の 腰に手を回して私の腰へ引き寄せました。
そんで、キス。
けっこう人通りも多いので、我ながら凄いなと思ったのですが、彼女はもっと ビックリしたみたいで、赤面を通り越して、青ざめているくらい。
おばちゃんがすごい顔をして睨んでいたので、
「家に行こう、ご飯作ってあげる」って。
マンションの部屋に着いても、私はソファ、彼女はダイニングテーブルに 座っています。
「こっちへ来ないの?」
「いきなり来ちゃって、ごめんなさい」
「いいよ、じゃなかったら、場所教えない」
「harnさん、なんか怖いです」
「どうして?」
「なんか自分の世界があって、そこから先は私は絶対に入っちゃいけない ような」
今までは確かにそうかも、でも今は違うから、って、さっき、決心したから。
「そんな事無いよ、おいで」
「・・・。はい」
隣に腰掛けた彼女、まだオドオドしています。
(よっぽど傷つけちゃったんだな。)
彼女を引き寄せて、じっとしてみる。
彼女のことを見てみると、肌が真っ白で、まつげがとても長い。眉毛も ちょっと太いけど、切り揃えてあるからそれが白い肌に良く合う。
ほっぺのそばかすが、すごく可愛らしい。身長は低いけど、その割りに 胸は大きいし、腰も張っている。足は細いけど、子供の頃から 運動をしていただけあって、ふくらはぎは引き締まっている。
こんなにシゲシゲと彼女を見たのって、初めてかもしれない。
しせんに気づいた彼女が
「どうしたんですか?」
「うん、可愛いから、見とれてた」
「そんなの、嘘です」
「嘘じゃないよ、ほら、こんなに肌が白い」
しばらくすると彼女、また泣き出してしまいました。
「どうしたの」
「だって、ずっと心配で・・・メールでも怒らせちゃったし」
「そんなことないよ」
「さっき会ってビックリしました、この前会ったばかりなのに すごくやつれちゃって」
・・・確かにひどい顔だわ。
「○○○○ちゃんは、一緒に居てくれるの?」
「はい」
「でも、他の女の子とも遊ぶよ、きっと」
「私と居てくれたら、良いです」
「意地悪もいっぱい言うよ」
「良いです」
これは言いたくなかったんだけど、
「もし、一緒に暮らしても、俺、子供は出来ないよ、っていうか、 作れないんだ」
「えっ?」 どうやら、作りたくないと思われたみたいで。
「子供が作れない体なんだ、だから前の奥さんとも別れた。想像以上に 辛いよ、きっと」
やっぱり女の子には辛いよね、子供が出来ないって。 でも、私をジッと見つめる彼女の目から、大粒の涙が流れてきて 「いいです、一緒に居てくれたら」 って、言ってくれました。
とたんに彼女が可愛くなって、ギュッって抱きしめていたら 彼女がいきなりクスッと。
「どうしたの?」
「harnさん、立ってる」
だって。ほんと女の子ってワカラナイ。
そのままソファでって思ったけど今日はご飯を作ってあげる約束だから 二人で近所のスーパーに行って買い物をしてきました。
何を作ったかって言ったら、やっぱり簡単なパスタ、ベーコンとアスパラガスのアーリオオーリオ。
思い出を再現した食べ物ではなくて、ホントに彼女に食べてもらいたくて 作ったものだから。
口の周りをオリーブオイルでギトギトにしながら
「すごくおいしいです」っていう彼女がすごく可愛い。
明日又ゆっくり会う約束をして送ってゆきました。
変な話だけど、メールをくれた方と彼女と、今日は二人の女性に救われた。 だから、女の子ってイトオシイ。
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