日常の詐欺師
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二週間なにも書かないと消えるそうなのでとりあえず書き始め。 日記、作ってみたはいいけれど、本当にメモ帳以下の頻度でしか書かなさそうな。 チラシの裏にでも書いておけという、某巨大掲示板の言葉が脳裏に浮かびます。
まったく誰にも見られることを意識しない文章なんてウェブに上げるべきではないので、なるべく意識的に努力しよう。 誰に見せるため書くのかと聞かれれば、今のところたった一人の固定閲覧者さんを意識するわけですが。
読んでる途中の本 ------------------
・ロリータ/ナボコフ
初ナボコフ。ロリータ・コンプレックスという言葉の由来になった本。 前半まで読了。 彼の小説を支持する人の賞賛的な感想を先に読んだが、確かに文章の技巧は卓越している。叙情面、特に主人公の心理描写に関して偏執的なほどに延々としつこく細やかな表現がなされていて、米びつの米を数えるようにネチネチと語られるニンフェット(ヒロイン・ロリータ)への思いのたけは、感情移入など出来ようもなく引いたんですが。 ロシア文学に造詣の深くない私に分かることは、トルストイよりエンタテイメントであるということくらいです。読了したらあらためて感想を書きたい。ところで翻訳者の句読点の入れ方はまるで節分の日のエホウマキのように非常に飲み込み難いがこれはわざとだろうか。
・白い兎が逃げる/有栖川有栖
これも途中。有栖川先生は頼みますからあんまりテーマに大風呂敷を広げないようにして下さいお願いします。まだ未読だが表題作が楽しみ。相変わらずカバーデザインが可愛い。
再読 カレンのファスナー/TONO(コミックス)
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