フィリップ・トルシエとわたし
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栄養士に罵られ続け早2年。
イヤ糖尿じゃないんだけど。
本日職場で健康相談。
先日の検診の結果を受けての事である。
数値が前回に比べ相当下がっている。
「この調子で頑張って下さいね。」
ほう。少しは気の利いたことが言えると見える。
昨年貴様ワシに何言ったか覚えてねぇだろ。
「酒飲むな」
飲んでねぇよ。
「運動しろ」
断る。
「タバコ吸うな」
その税金で小学校が建っているのだ。
「3食キチンと食べてください」
貴様が作れ。
「体脂肪が多めです」
貴様のほうが栄養取りすぎだ。
「ヨンさまそっくりですね」
よせよ。ワシも罪作りな男よのう。
「愛してます」
俺もだよ。
昨年の事なので多少曖昧な所があるが、なんとなくこんな感じだった。
だが今年のワシは一味違う。
ゴールドブレンドが似合う。
意味わかんない?
いいんだよ。
栄養士から罵倒され、屈辱をそそぐ為ワシは努力したよ。もう。
3食必ず食べた。
コーラは冠婚葬祭しか飲まなかった。
タバコも一日1箱以下にした。
毎日散歩もした。
滝に打たれた。
熊と格闘した。
その結果、栄養士よりのお褒めの言葉だ。
ざまぁみろ。
去年ワシに何を言ったか覚えているか貴様。
ワシを侮辱した事を後悔するがよいわ。
よいわ。
ン?
皺が増えたな。アンタ。
苦労したんだね。
エ。
誰だ貴様。
去年と違う人かも。
つうか顔覚えてないし。
つうか。
今朝何食ったっけ。
エート。
つうか今日何曜日だっけ。
エート。
あれ?
あれれれ?
ピーター・ウィアー ピクニックatハンギングロック "PICNIC AT HANGING ROCK" 1975
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