いろいろな障害があって、
一人暮らしを諦めざるを得なくなった。
お金の問題、家族の問題などなど。
父の本心も改めて思い知らされた。
今の僕には仕事しかない。
その仕事すらやる気が起こらない。
僕は自立することもできないのか。
部屋探しに少しだけ協力してくれたあなたへ。
あなたを結果的に裏切ってしまった僕に、
まだこんな心遣いをしてもらえるとは
思ってもみなかった。
本当に嬉しかった。
僕はあなたの良き相談相手にはなれなかった。
相談をされる嬉しさが増せば増すほど、
僕はあなたに別のものを求めるようになってしまった。
自分の気持ちをあなたにきちんとぶつけることもせずに、
もっともらしい理由をつけて逃げ出した僕。
卑怯な自分の後ろめたさから逃れるために、
あなたのことを憎んでしまった僕。
できることなら謝りたい。
本当にごめんなさい。