暴かれた真光日本語版
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2004年02月28日(土) 071 overseas

最終更新日:2002.10.01


フランス、ベルギー等、海外における報告

○○真光は、フランスではカルト教団に指定されています。ベルギーの国会委員会報告では、「最も危険な団体の一つ」とされています。また、ベルギーにおいては法廷において解散請求をされたようです。

目次

・ベルギー国会委員会報告(抜粋)
・ベルギーにおける解散請求
・フランス政府によるカルト団体(セクト)のリスト
・ロンドンにおけるカルトのテロ行為への関与疑惑について
・真光教団のために使われた欧州連合の資金?




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ベルギー国会委員会報告(抜粋)

http://caic.org.au/eastern/mahikari/belgiump.htm

この報告書の中には,次の一文がある。

37) ***** Mahikari
According to a witness, it would be one of the most dangerous sectarian organisation in our country.

(訳: 証言によれば、○○真光は我国(ベルギー)の中で最も危険な団体の一つである。

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ベルギーにおける解散請求

簡単にまとめます。

ベルギーにおいて、○○真光は金銭の扱いに関する不透明さ(着服、横領、使い込みなどの疑い)から、非営利団体ではないとの疑いをかけられ、検察から出頭を命じられた(1997年5月29日)。検察は、非営利団体としての○○真光は解散して財産を清算するべきだと要求した。しかしながら裁判所は、検察が疑う理由は認められるが、確証がないということで検察の訴えを退け(1999年9月7日)、検察は控訴を断念した(1999年10月6日)。

http://www.hrwf.net/English/belgium99e.html#pub (リンク切れ)

The Public Prosecutor v. Sukyo Mahikari - Case closed HRWF (10.10.1999) -

 The non-profit making organisation Sukyo Mahikari in Belgium was summoned by the Public Prosecutor on the 29th May 1997 in the following terms: "whereas it results from the evidence heard (...) that the Belgian members of the Board of Directors have accepted to be appointed to their posts by pure connivance and have failed to exercise their functions, the Public Prosecutor demands the dissolution of the non-profit making organisation and the designation of a liquidator".

The case was heard on the 7th June 1999, but as the Public Prosecutor failed to present his conclusions, the other side did not present its case to combat the allegations.

In his judgment of the 7th September 1999 the Judge stated that "the claim against the organisation Sukyo Mahikari is admissible and allowable but unfounded".

The Public Prosecutor confirmed on the 6th October 1999 that it was not intending to appeal against that judgment.

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フランス政府によるカルト団体(セクト)のリスト

Cult in France (フランス国内のカルト)

http://www.cftf.com/french/Les_Sectes_en_France/cults.html#ici

この報告書では次のような要素のある団体をカルト(セクト)定義し、宗教とははっきり区別している。

- mental destabilization; (精神の不安定化)
- exorbitant character of the financial requirements; (法外な金銭の要求)
- isolation from society (社会からの孤立)
- danger to physical health (健康に対する危険性)
- embrigadement [bringing into the "troops"] of the children; (子供への勧誘)
- the more or less antisocial speech; (多かれ少なかれ、反社会的な発言があること)
- disorders with the law and order; (法や秩序の破壊)
- importance of the legal contentions;  (法廷闘争が多い)
- the possible diversion of the traditional economic circuits; (通常の経済活動からの逸脱)
- attempts at infiltration of the public authorities. (権力への浸透を試みること)

次に、

Cult Movements with from 50 to 500 followers: 
(信者数50−500人のカルト運動)

という項目の下に、***** Mahikari がリストされてる

つまり、○○真光はフランス政府によって公式に「カルト団体(セクト)」と認定されている。


また、別のHPでは、フランスが出したこの報告について、以下のような説明がある。
http://www.liberal-shirakawa.net/furukawa/totalitarianism.html

−−−−−−−−−− 以下引用 −−−−−−−−−−−−

こうした時代背景を受け、フランス国民議会(下院)の調査委員会がまとめ上げ、1995年12月に採択された報告書が『フランスにおけるセクト(=カルト)』です。

この報告書は、フランス国内はもとより、アメリカ、日本においても、カルト問題を考える重要な資料になっています。原本は140ページほどのものですが、「カルト」という言葉の定義から
始まって、その構成要件、そして、カルトに該当する団体の実名リスト、さらにはカルトの被害を未然に防ぐためには官民がどういうことをしたらよいのかということを、かなり具体的に書き込んでいます。

もし、フランス語がわかる方はフランス国民議会Webサイトのホームページ(URLはhttp://www.assemblee-nat.fr/)からもアクセスできますし、日本語の抄訳なら国会図書館にありますので、興味のある方はご覧になったらよろしいかと思います。

そして、この報告書には、フランス国内で活動している172団体を「カルト」と認定し、実名をリストアップしているのですが、そのうちの一つが、自・自・公以降、ついにわが国の政権中枢
に入り込んでしまった「●●●●」なのです。

この報告書では、それまで曖昧な形で使われていた「カルト」(フランス語では「セクト」)ということをはっきりと次のように定義づけています。

<(カルトとは)精神の不安定化を狙った操作で、メンバーからの無条件の忠誠、批判精神の低下を誘い、一般社会にある価値観(倫理的、科学的、公民的、教育的)との断絶をもくろもう
とする集団で、これは個人の自由、健康、教育、民主制度に危険を与える。この集団は哲学や宗教、精神医療といった仮面を被ることで、その裏にある権力の獲得や支配、メンバーからの詐取といった真の目的を隠蔽している。>

ここで、この報告書が画期的なのは、はっきりと「宗教」と「カルト」との間に線引きをした点です。私自身がフランスでの現地取材をするまでそうでしたし、まだ、日本でもかなり大勢の人が「宗教」と「カルト」を混同しているのではないかと思います。

−−−−−−−−−引用おわりーーーーーーーーーーーーー

さらに、次の文献も参考になる。

『カルト宗教のトラブル対策 日本と欧米の実情と取り組み』
山口広 中村周而 平田広志 紀藤正樹 教育史料出版会
ISBN4-87652-381-9 C0036 ¥1900E 2000年5月20日初版発行


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