暴かれた真光日本語版
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2003年12月30日(火) |
041 publicationsinMahikari |
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○○真光の教団誌に見られるインターネットへの見解
○○真光誌2001年七月号編集後記より抜粋
「(インターネットの掲示板について)しかし個人の中傷や、特定の団体に対する攻撃らしきものもあるという。掲示板上で反論することはひとつの手段かもしれないが、陽光子はその手段が内容的に相応しいかどうか霊的に判断する必要がある。」 ○○真光誌2001年八月号編集後記より抜粋
「情報通信技術の飛躍的な発展を背景に、インターネットの爆発的な普及があり、個人活動や生活様式等に抜本的な影響を与えつつあることは確かである。 その中には良い方向に導くものもあれば、悪い方向に導くものもある。正しいことはすべて御神書にまとめられており、陽光子はお示しの通り、人類幸福化の為の高度情報化社会へと誘導する神の子に昇華して行かねばならない。 情報に流されることなく、正しく選別し、お互いが慈しみ合い、励まし合い、助け合って行く精神を醸成して行く行き方こそ最も大切だと思う。」
<注> 教団誌の編集後記において、インターネット上の情報を指して、「流されることなく、正しく選別し」とか、「悪い方向に導くものがある」とか、「霊的に判断するように」などと、信者に訴えている。教団に対する批判情報、暴露情報に対して、遠まわしに牽制している様子がうかがえる。幹部によっては口頭で、「インターネット上の情報はほとんど(9割)が嘘」などと教えているという。
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新旧「真光問答」における,天変地異に関する記述の食い違い
崇教が発行した新書サイズのミニ本に、「真光問答」がある。真光青年隊活動用のテキストを統監部の許可を得て再編集し、一般信徒向けに作られたものだ。一般人から真光に対して出された質問に答える形式をとっており、一般信徒はこの内容を理解して、布教に役立てようという魂胆だ。この本は昭和58年に初版が発行され、平成3年の増刷後、しばらく絶版状態だったが、平成11年に全面改定された。この本の旧版と新版、それに同時期に発行された他の小冊子を比較してみよう。
<真光問答> (○○真光:昭和58年9月初版、平成3年5月9刷)
質問38:日本沈没や世界の天変地異が噂されていますが、それはほんとうにあるのでしょうか?
ほんとうにあると思います。私たちが聖凰師から伺った教えによりますと、日本も世界もすでに十数年前から大天変地異の危険期にはいっております。これを「火の洗礼期」と呼ぶのです。
大地震、火山爆発、大洪水、陸地の海中陥没など、この数千年来なかったような大規模のものが起こるといわれています。天災地変は日本からだんだんに始まり、世界に及ぶのです。そして最近では大天変地異は最初の予定より十年ほど早くなったとのご神示ですから、一九八十年代に起きると思われます。人類がかって経験しなかったような、恐るべき時代は目前に迫っているのです。この大天変地異については、お釈迦様も予言しており、イエス様も予言しています。ノストラダムスという有名な予言者も、四百年前に予言しています。そして、最近では、アメリカの聖人といわれたエドガー・ケーシー、また、ジーン・ディクソン夫人などが、かなりくわしい様相を予言しています。
質問39:世界的天変地異で、今世紀末までに人間は全滅するという予言があるけど、これはホントウなのでしょうか。
それは予言が間違った受けとられかたをしているのです。有名な「ノストラダムス」の予言は、言葉の解釈のしかたで、いろいろの受けとりかたがあるようです。
お釈迦さんやイエスの予言にしても、こんどの天変地異で、人類が絶滅するとは言っていません。聖凰師はこんどの大天変地異は、人類の想像を絶するようなもので、生き残れる人類はせいぜい二割にみたないとおっしゃっています。また天変地異だけでなく、人類最終戦、いわゆる聖書の「ハルマゲドンの戦」が行われることは、アメリカの現代の大予言者、ジーン・ディクソン夫人の予言にもくわしく出ています。いずれにしても、天変地異も、人類最終戦も人類が神を忘れ、神の法則からはずれて生活することからおこるものです。
私たちは一日も早く、神の実在にめざめ、神の法則にそった生活へともどる以外、救われる方法はないことを知らねばなりません。
<救え、然からば救われん> (○○真光:昭和58年5月初版、平成10年2月10刷) (組み手への、布教の手引き書である。)
(P11) み教えによれば、地上火の洗礼期(すでにさしかかっている)の大峠に生き残れる人類は「せいぜいよくても二割ていどであろう」とのことです。いま世界人口は急激に増大しており、昭和五十年現在で三十九億を突破しました。学者の説ではまだまだ大巾にふえるだろうといいます。もし仮に、火の洗礼の大峠の訪れる今世紀末に、五十億に達しているとしたら、その二割というのは十億の人類ということになります。
(P86) また、食糧問題にとり組んでいる農林省の西丸震哉氏は、PCBや各種の食品添加物、つまり「毒」の入った食物をとり続ける限り、二十一世紀まで生きられる日本人の大人は、現在の1%しかいないと発表しています。そして、いま生まれたばかりの赤ん坊は、 (S50年現在) 二十八才までしか生きられないだろうといっています。
(P97) 二十年、三十年はアッという間にやってきます。そして、あの恐るべき火の洗礼の大峠は確実に私たちの頭上に足もとに襲ってくるのです。その時になって、自分の過去の怠情や至らなさをいかにせめてももはや手おくれです。
<真光問答> (○○真光:平成11年1月改訂版)
質問38:世界的天変地異によって、人類は滅亡するという話は本当なのでしょうか?
イエス様やお釈迦様も「終末」「末法・末世」という表現で、人心の乱れや文明社会の崩壊、天変地異の到来を予告しています。
御神示によって岡田光玉師が初めて明らかにされた神様の御経論においても、「火の洗礼期」の到来が示されています。しかし、これは天変地異によって”宇宙や天地が終焉する”とか”人類が滅亡する”ということではないのです。
どういうことかと言いますと、人類がこのまま”物だ””金だ””自分さえ良ければよい”といった物質一辺倒の考え方で行けば、現代文明に「行き詰まり」が訪れるのです。 地球温暖化や異常気象、地球環境の汚染、環境ホルモン・食品添加物・農薬などの化学薬品による人体毒化、エイズをはじめとする難病・業病・奇病の多種多発化、等々挙げれば切りがないほどの危機を人類に招いてしまったのです。
われわれの目的とする方向は、人類が滅亡するかもしれないという危機感を煽るものではなく、一人でも多くの方々と共に次世紀の安泰文明を建設する神性化人間へと昇華していく、人類の未来を創造する限りなき希望の歩みなのです。(部分抜粋)
<解説>
旧版<真光問答>では、「人類が滅亡するかもしれないという危機感」を煽っている。火の洗礼期に入り、1980年代から天変地異が始まり、人類の2割未満しか生き残れないなど、よくもまあ嘘を並べたてたものである。 「救え、然からば救われん」では、今世紀末には人類の2割程度しか生き残れないなどと平成10年2月になっても言い続けたわけである。
ところが平成11年1月になって崇教は態度を豹変させ、「火の洗礼期」とは天変地異ではなく、人類がしでかした環境問題であると言いだしたわけである。二十世紀末に天変地異はおきなかったため、言い逃れを始めたわけだ。<真光問答>の旧版と新版とでは全く内容が違うのに驚かされる。
現在の「真光問答」は旧版に比べずいぶんと内容は改善されているが、過去には統監部は隊員にでたらめな内容を教えていたわけだ。このようないいかげんな隊員教育を受けてきた者が後に幹部となり、セクハラや借金をしたり、「天災が来る。」といったデマを流しているのである。
(付記) 世界真光文明教団の関口栄師は、「世紀末神のシナリオ」(現代書林1991) において“全人類に「火の洗礼」が迫る! 奇跡の〈手かざし〉がわれわれを破局から救う。昭和37年より火の洗礼期に入った。”などと豪語し、ノストラダムスの予言により20世紀末に人類が滅びる事を強調していた。旧版<真光問答>質問39は、文明教団に対しての○○真光の反論であろう。
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