2010年12月23日(木) |
■鎌倉七福神巡り…像高9.18メートルの巨像のあるお寺へ |
先日からの続きになります。
ランチとデザートを食べ終え、 大黒さまがおられる「長谷寺」へと向う。 長谷寺は、大きくて、かなり有名なお寺です。 (なので拝観料300円)

寺伝によれば、 天平8年(736年)創建。 一説によると奈良時代のもので、 十一面観音像を本尊として 開山したとか。
長谷寺には、何度か来たことがあるけれど、 最後に来たのがいつか思い出せないくらいで、 (20年以上前のような気がします) かなり新鮮な感じがした。 そして、こう思った。
こんなふうに古いお寺がいいなんて 思うようになったのは今になってだね。 以前は、どんなお寺に行っても、 興味なかったけど、今は、 とても興味深いね~ 発見があるね~ やっぱりこういうものは、 人生の後半でないと心に入ってこないんだね、 少なくても、私はそうだね~と。
そんなことを思いつつ、観音堂で、 長谷観音像(十一面観音像)を拝み、 その堂々たる姿と美しさに圧倒された。 (このお堂の中におられます)

この十一面観音像は、 木造の仏像としては日本有数のもの だそうです。 (こちらから見られます→「長谷観音」)
続いて、その隣のお堂にある、 「大黒さま」のところに行ってみると、 明るく朗らかな大黒さまがおられた。

しかし、後で調べてみると、 この大黒さまは、新しい 「出世開運授け大黒天」さまで、 本当の大黒さまは、宝物館で、 収蔵・公開されているとか。 ((こちらから見られます→「大黒天」)
ちなみに、大黒さまは、 商売繁盛、出世、開運などのご利益と 言われているので、もちろん、 それらをお願いしてきた。
長谷寺には、他にも、いくつも、 歴史あるものがあるのだけれど、 洞窟(弁天窟)の中に、仏像があるのも有名だ。

(右の赤い鳥居から入り、左から出てくる)
この洞窟には、弁財天さまと、 その従者家来である、 「十六童子」 が彫られている。
洞窟の中にはいると、 ろうそくがともされており、 少しじめじめ感もあり、 やや不思議な空間となっていた。 16人もの童子がいるので、 思ったよりは、広かった。
「小さい頃は、ここは怖わくて、 なんかイヤだったわ~」 「ここは、子どもの頃には、 なかなか入れないね、 今でこそ、興味深いけど…」
などと話し合った。 この日も、この洞窟に怖くて入れない 子どもたちが、外で待っていた。
しかし、長谷寺は、 怖いものだけではなく、 美しい景色も有名なのだ。

そう、このお寺からは、 鎌倉の海と街並みが一望 できるんですね。 この日は天気もよかったので、 海がすっきりと見えて、 本当に気持ちがよかった。

ゆっくりと海と町並みを眺めてから、 長谷寺を後にし、最後の神さまのところに向った。
最後の「福禄寿さま」は、 ちょっとあやしくて怖かったなぁ… この話は、またまたお休みをはさんで書きますね。
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