2010年01月17日(日) |
■山手七福神巡り…妙円寺「福禄寿、寿老人」 |
先週からの続きになります。 そうそう、「山手七福神巡り」です。
さて、元気に3番目のお寺、 福禄寿と寿老人がまつってある 日蓮宗 誠滝山「妙円寺」に向かう。
今度の場所の目安は、 公衆便所ではなく、 「自然教育園庭園美術館」だ。 その前あたりにあるらしい。
横道にそれますが、こうして都内を歩いてみると、 知らないところがいっぱいあるんだなぁと思う。 「自然教育園庭園美術館」知らなかったもん。 HPを見るとけっこう広々としている。 春になったら、一度訪れてみてもいいな、 なんて思った。
さて、この「自然教育園庭園美術館」を 目安に、てくてくと歩いていると、 こんなものを見つけた。 あまり見たことがないものを見つけると、 どうしても、いちいち立ち止まってしまう。
「わぁ〜 でかでか袋がいくつも並んでいるね〜 なになに?」
だって、本当に大きな袋だったのだ。 身長も、横幅も1メートル以上ありそうだ。 でも、ちゃんと取っ手みたいのがついていた。 誰かが持ちあげるのかな? とっても重そうだけど… ほらね。
近づいてみたら、 「ジオセット263」と 書いてあった。
帰ってきてから調べてみたら、
「テフロン®の微細な繊維網が粉体微粒子を 補足し、発塵及び飛散を抑制します。 これにより、市街地や農園などの環境を 損なうことなく施工が可能となります」
というようなセメントで、 この取っ手をクレーン車で持ち上げて、 袋の下をやぶり、地上にまくのだとわかった。 そうだよね、人間じゃ、持ち上がらないよね。 (詳細は→「ジオセット263」)
今時は、セメントも、 環境を考慮したものを使うんだね、 なんて、また1つ覚えたのだった。
と、こんな袋を見つつ、 「自然教育園庭園美術館」を探す。 そして…見つけた。
しかし、見つけたはいいけど、 やっぱり、 どの小道を入ればいいのか、 さっぱりわからない。
そこで、また、道を尋ねた。 今度もまた、道を知ってそうな、 ちょっとおしゃれな60代のおじさんに。 しかし、おじさんの答えもこうだった。
「妙円寺? あのお寺かな? 七福神がまつってあるかどうか、 ちょっと分からないけど… もうちょっと先の道を、 少しくだるとあるはずだけど… 多分、そのお寺だな、 この地図だと」
この辺りの方は、あまり七福神とか、 お寺の名前は知らないようだった。 たまたま私が聞いた方がそうなのかもしれないけど。
古くから住んでいる方が少なくなって、 新しく移り住んで来ている方々が 多くなっているのだろうな、 なんて、しみじみ思ったのだった。
何度か、ここかしら?なんて、 道を行きつ戻りつして、 やっと、妙円寺を見つけた。 だって、こんな道を入っていくのだったから。
しかし、入っていくと、 落ち着いたたたずまいのこじんまりとした お寺があった。 都心にあるとは思えないような、 静けさがあった。
そして、この奥に、 福禄寿さまと、寿老人さまがまつってある のだった。
福禄寿さまは、「幸福、財産、長寿」 寿老人さまは、「学芸、智慧、長寿」 の守護神で、この2神様は、中国の神様で 同じ神様という説もあるようです。 白いひげがあり、ちょっと似てます。
もちろん、お賽銭をして、 それらをていねいにお願いして、 このお寺を後にした。
しかし、後で、 あっ、大変! と気が付いた。
「しまった! お賽銭、2神様分しないといけないのに、 1神様分しかしてこなかったぞ」
なんて。 でも、気持ちの大きな神様たちだから、 きっと許してくれると思い、 戻らなかった。
ということで、次なる 大黒天(天台宗 松林山 大円寺) に向かうことにした。
これから先は、白銀台を離れ、 目黒近辺のお寺になります。 もちろん、このお寺も迷いました。 この続きは、また明日書きますね。
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