2009年04月08日(水) |
え、これかな?地対空誘導弾パトリオット3? |
先日、本当に悔しいことだが、 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」の名目で 弾道ミサイルを発射した。
そして、このミサイルに何かあったときには、 打ち落とすということで、 新聞やTVの報道によると、
「地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を 秋田、岩手両県と首都圏の計5カ所に 配備し、迎撃態勢を整えた」
ということだった。 そうだ、何かあったら 本当に大変なことになる、 それは、必要な処置だと私は思った。
で…この迎撃態勢の 首都圏の計5カ所のひとつに、 市ヶ谷駐屯地があげられていた。 (って、ここが中心か) そして、TVで何度も何度も、 この駐屯地が放映されていた。
市ヶ谷駐屯地… 我が家の近くにあり、 私のウォーキングコースの ひとつでもある。
ふぅーん、 地対空誘導弾パトリオット3 配置されているのか… これは、やはり、 見に行かねばなるまい。
なんて、思っていた。 しかし、仕事もあり、なかなか行けず、 見に行ったという近所の方の情報では、 報道陣が山のようにいて、 一般の人は見れないと聞いたので、 それなら、まぁ行かなくていいか、 などと、やや弱気にもなっていた。
しかし…5日、 「弾道ミサイル(恐らく)を発射」の ニュースを聞き、結局、 パトリオット3は使われず撤退する、 というニュースを聞いたら、 それなら、撤退する前に、 やっぱり一度くらいは、行ってみないと、 なんて気持ちが強くなり、夕方、 市ヶ谷駐屯地に行ってみることにした。
「もう、撤退してるかもね」
なんてやや焦りつつ。 市ヶ谷駐屯地の裏門は、 (パトリオット3は裏門側に配備と 聞いていたので、裏門に行った) こんなふうになっていた。
報道陣らしい姿はすでになく、 私と同じような考え方をしている 一般の人が、ちらほらいるくらいだった。
近くに行ってみると、みんなこんなふうに、 へばりついたりして中を見ていた。
そして、中を見ている人たちは、 口々に、こう言っていた。
「あれかなぁ? ホントに、あれ? でも… 小さくない?」 「うん、TVでみたのも、 あんなだったよ」 「でも、小さくない?」 「うん、あれかなぁ?」
そんなことを小耳にはさみつつ、 私も、裏門から中をのぞいてみた。
どれどれ?
すると、こんなものが見えた。
「えっ、あれ? あれなのかな?」
私もそう思わざるを得なかった。 もっとUPしてみると、こんな。
うーん… これですかね? パトリオット3、 小さくないか?
なんだか、思っていたのと大部違う印象だった。 もっと、大きくて、重々しいものを 勝手に想像していたのだ。 だって、ミサイルを迎撃するんだもん。 みんなもたぶんそう想像していて、 同じように疑問に思ったのだと思う。
しかし… こうして外から見ている私たちに、 本当の答えは見つからず… たぶん、あれだろう、 なんてことくらいしかわからなかった。
「門の中に立っているあの おじさん(守衛さん)に 聞いてみよう」
なんていう男性もいたが、 奥さんに、たしなめられていた。 教えてくれるかもしれないから、 聞いてみてみて、と心でお願いしたが、 この男性は、結局聞かなかった。 そして、私も聞かなかった。 怖い顔して立っていたおじさんだったから、 聞きづらかったもん。
なので、この写真のものが、 本当にパトリオット3なのか、 わからないままだった。
帰ってきてから、調べてみたら、 「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」に こんな写真がでていた。
うーん… もしかしたら、この 私が撮ってきた写真のものは、 下の移動する部分で、この上に、 パトリオット3を装着するのかも しれないな。
なんて思ったけど、結局、 事実は、わからないままだった。
でもまぁ…ともかく、 これを使わないですんだので、 よかったよかったと思ったのでした。
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