2007年10月28日(日) |
よれよれになるものもあれば、立派になるものもある |
さて、今日は、その後のお話を。
私は、いろいろなものたちの、 その後も見続けているが、 情けなくなっているものもあれば、 立派になっているものもあった。 今日は、そんなその後です。
まずは、夏に頑張っていた 「明日葉(アシタバ)」ですね。 (アシタバの話し詳細は→「謎の植物」)
夏の間は、とってもイキイキしていて、 ほら、こんな感じでしたが…
今はね、こんな感じになって…
そして、さらに、よーくみると、 こんなよれよれになっていた。
私は、このアシタバから、 タネを取ることを楽しみにしていたので、 ずっーと、見続けてきたのだ。 おじさんが、これは原始的な植物だから、 タネがとれると言っていたことを信じて。
しかし、この姿をみると、どうも タネがとれるような感じにはみえない。 これで、タネがとれるのだろうか… ちょっと疑問に感じたりもする。
もっともどれがタネになるのかも アシタバのタネがどんなものなのかも、 実は、全然知らないのだが…
無理かしらね… これじゃね… 新宿産だし…
などと、いささかガックリして 帰ってきてから調べてみた。
すると、なんと、 これから先にタネが できるらしいのだ。
なんでも、
「受粉後、緑色の膨らんだ粒になり、 その後茶褐色の乾いた扁平な種子になります。 種は風で自然に落ちてしまいますので、 その前に集めます。」 (「アシタバの種について」より)
ということらしく、 どうやら、これかららしい…
上の写真でいうと、3番目の写真の左脇下に映っている、 花が終わったものにタネができるのだと思われる。 しかも、タネは風で吹き飛ばされるようだから、 これから、ますます、注意して見続けねばならない、 ということがわかった。
このアシタバは、これからタネをつけるのか、 果たしてどんなタネになるのか… そしてそのタネを収穫することができるか…
ともかく、新宿の街のはずれにひっそりとある このアシタバには、頑張ってほしいと思うのだ。 そして、できれば、タネがほしい…な。
タネをとることができたら、 またご報告します。
さて、次は、 以前紹介したガムテだらけの鉄板のことだ。 (詳細は、「頑張っているが…おまぬけなものたち」)
先日、この場所を通ってみたら、 以前は、こんなふうにガムテのお世話になっていた 鉄板だったが…
あ、 ガムテがなくなっているぞ、 と気がついた。
大急ぎで近づいてみると…
こんなに立派な 鉄板に変えられていた。
ほぅ、ピッカピッカだね、 すっかり立派になったね。
直したんだね、なんて、 などと嬉しく思い、写真を撮った。
ちょうど、撮り終わったところに、 この店の方らしきおじさんが現れたので、 すごーく余計なことだし、 もしかしたら迷惑かもしれないし、 どうでもいいことだとわかっていたけど、 嬉しくなってこう話しかけた。
「この鉄板直りましたね。 ピカピカですね…」
すると、そのおじさんは、 苦笑いして…こう教えてくれた。
「あ、そうそう、壊れていたからね。 これね、3日前に直したの。 よく気づいたね」
私は、大あわてで、こう答えた。
「ええ、よく通るので… 見ていたんです…すいません、 変なところ見てて」 「いやいや、早く直さなきゃとは 思っていたからね」
なんて、言ってくれた。 怪しまれては大変だから、私は 多少の言い訳をした。 そして、おじさんに教えてもらったお礼を言って この場を大急ぎで離れた。
本当に余計なことだね、 なんて自分で思いながら。
でも、ともかく鉄板は 新しくピッカピッカになったので よかった、よかった… と思ったのでした。
てなわけで、その後でした。 明日は、かなりの期間見続けたきた その後をご報告します。 世の中、変わっていきますね、 そんなことを感じました。
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