2007年09月27日(木) |
夜には夜の顔がある…でも…なんだかね… |
日中に時間がないときには、 夜にウォーキングをしているが、 街には夜の顔があるのだと、実感することが多い。
日中ではあまり気がつかないような物が、 脚光を浴びて、輝いていたりするのだ。
もっとも、輝いていると言っても、 ちょっと不気味なものや、 謎なものも多いんだけどね。
今日は、そんな夜のウォーキングで見つけた、
「ひぇ〜〜 やっぱり芸術は違うね…」
なんて思った物たち紹介です。
まずは、これだ。
夜の街に、ひっそりとながら、 しかし、燦然と輝いていた…
「おやっ、変わったものがあるね なんだろう…」
なんだ、なんだと、 大急ぎで、近づいてみると、 それは、なんと
「イス」だった。 (正確に言うと、イスらしきものなんだと思うが)
もちろん、 ただのイスではない。 見ればわかるが、りっぱな 「羽根つきイス」だった。
「へぇ、なんかキレイだね… 天使のイスみたいだね」
とイスをよく見てみると、イスの上に、 金色の本と、金色のリンゴが、置いてあった。
ああ、なるほど… きっと、天使が自分の羽根を取り外し、 イスの後ろに取り付けて置いて、 このイスにすわって本を読み、 リンゴをかじるのかもね… 優雅にね…
なんて、勝手に、そんな光景を 目に浮かべていると、 このイスの題名を見つけた。 私の感じだと、
「天使のイスだね」
なんて思ってみたら… 違いましたね…ほらね。
「風と物語」 だって。
ふぅーむ… やっぱり… 芸術家は違うね…
なんて、思ったのでした。 このイスは…飛ぶのかもね、風のある日に。
ともかく、夜の街にひっそりと、 光を放っていた… 羽根のつきイスでした。
さて、続いてこれだ。
これは、交差点を渡ろうとして、 気がついたものだ。
「あっ、あれ、何だろう? 何だか…妙な形だね…」
なんて思い、いつものように、 大急ぎで近寄ってみると…
やっぱり… 相当… あやしき雰囲気のものだった。 (製作者方には悪いが…) ほら、こんなだ。
私は瞬間的に、
「壊れかけて、溶けかけている ぐちゃぐちゃハートだね…」
なんて、 思ってしまったけれど、 そんなことは絶対にあるまい。 こんな立派なビルの顔で、 交差点から堂々と見えるし。
そこで、もっと近づいて、 じーっと見た。
「なんだろう…?」
なんだか、よく把握できない。 近くでよく見ても、よくわからないのだ…
金色のうんちみたいのも見えるし、 イルカのようにも見えるし、 ぐちゃぐちゃしているようにも見えるし… 花の芯のようにも見えるし… かなり、悩んでしまった。
まじまじ
すると、苦労の甲斐あって、 やっとのことで、 真ん中当たりに、顔があることがわかった。 牛のようなものが2頭 黄金の角をつき合わせているようだ。
わかりました?
悪いけど…不気味だ… そう思って、題名らしきものがあるのかと 探してみたけど、周りが暗かったので、 みつけることができなかった。
「ぐちゃぐちゃハート」
でないことは確かだし、
「2つでひとつ」
でもないと思うし、
「くるりん牛」
なんてものでも絶対にないと思う。
当然ながら、もっと堂々たる 立派なひねった題名がついていると思う。 しかし、題名を見つけることはできなかった。
今度、日中に行って、 題名を探してみようと思っている。 わかり次第、報告しますね。 みなさまは、どんな題名だと思いますか?
しかし…夜に、このモニュメントは はっきりいって相当…不気味だった。 かなり立派な有名な方が造ったのだと思うが、 (立派な企業のモニュメントでもあるし) 純一般的ぼちぼち市民である私の目とは、 大きなへだたりがあると感じた。
まっ、そんな感性の違いも感じたが、 こんなものに出合うと、
「夜もなかなか侮れないね… 夜には夜の顔があるんだね」
そして、夜もときどき歩いてみよう、 なんて思えたのでした。
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