2007年06月28日(木) |
こんな落としもの見つけたので… |
さて、ウォーキングをしていると、もちろん、 落としものにだって出合う。 今までもいろいろと出合ってきたし、 私も汗拭きようのハンドタオルを何枚も 落としているが、今日の落としものは、
「こんなものを落として大丈夫か…」
と思った落としもの紹介である。
まずは、これだ。
道の真ん中にポツンと落ちていた。
なんだ? 何が落ちている?
そう思って、大急ぎで近寄ってみると、 どうやら、幼稚園か小学校低学年の スポーツ用短パンのようだった。 こんな感じで落ちていた。
名前が書いてあって、どうやら こゆきちゃんという女の子のものであるとわかった。
ふーむ… こゆきちゃん、落としちゃったか? 手提げバックかなにかから。 それか、お母さんの自転車に乗っていて、 荷物入れから落ちちゃったか…
しかし…大胆な落ち方だね… まるで、ここで着替えたかのようだね。 ともかく… とても元気のいい落ち方だった。
私は、ゴミを払い落とし、形を整えて、 そして、探しに来ることを願って、この短パンを、 近くの植木鉢にみつかりやすいように、 こんなふうに置いてみた。
こゆきちゃんが、 探しに来てくれるといいね、 短パンにそう声をかけた。
次はこれだ。
見ればわかるが、 ベルトだ。
よくみれば、まだしっかりした 立派な男性用ベルトである。 なぜ、こんなところに落ちているのか。
もしかして、歩いている間に、 スルリと落としたのだろうか… (そんなわけはないな)
「ああ、キツイなぁ、メタボかな、 こんなベルトは使えない」 などと、ここでベルトをはずしたのか? (なぜ、ここではずすか)
ここは、決してゴミの集積場所ではないが、 ここで、買ってきた新しいベルトと交換したのか? (何もここで取り替えなくてもな)
さまざまな疑問を感じさせるような、 ベルトだった。
このままこんなふうに落ちていたら、 みんなも疑問に思うかもしれないし、 ベルトも気の毒なので、こんなふうに壁にかけてきた。 (壁にかけてあっても疑問は残るが…)
もしかして、 「ベルト落としちゃったよ」 と持ち主が探しにくるかもしれないし、 他の人が、 「おっ、立派なベルトだね」 などと見つけて、使ってくれるかもしれないし。 だって、しっかりしたベルトだからね。 また、使ってもらえるといいね、 と、ベルトに声をかけた。
さて、最後はこれだ。
道の真ん中に落ちていた。
なんだ? なんだ?
近寄ってみたら、 ラーメン屋さんの看板だった。
この日は、風が強かったので、 風に煽られたのかもしれない。 それか、道ばたの真ん中に置くという、 新手の広告か?
しかし、こんな道の真ん中にあると 邪魔だし、危険だ、と思い、この看板をよけようと、 持ち上げたら、木枠なので、かなり重かった。 私の手には負えない、とわかった。
もし、こんな看板が、風に煽られて飛んだとしたら、 ちゃんと取り付けておいてもらわないと、そうとう危ない。 今年は、そうでなくても風の強い日が多い。 きっちりと取り付けてもらわないと…ね。
そこで、私は、この看板の店に行き、 こう話してみた。
「道の真ん中に、 看板が落ちてるんですけど。 何か意味があるんですか? それとも風で飛んだんでしょうか? ちょっと危ないと思いますが…」
すると、ラーメン屋さんは大あわてで、 この重い看板を持ち上げて店の中に入れた。 そして、
「風で、吹き飛んだようです… すいません」
と、私に謝った。 私に謝られてもね。
後日、この道を通ったら、 看板は、アルミフレームの軽い感じの新しい看板に 替えられ、しっかりと取り付けられていた。 よかった、よかった。
そんなわけで、今日は、 道ばたで見つけた落としものたちでした。 そうそう、短パンとベルトは、後日確認したら、 なくなってました。 どうなったんでしょうね…
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