2007年04月24日(火) |
おやっ、なんで、壊れたんだろう… |
ウォーキングしていると、気の毒だが、 壊れたものたちもよく見かける。
私は、この「壊れたものたち」も好きなので、 壊れているものを見つけると、
「あららぁ、壊れているね…」
などと、妙に嬉しくなり… ついつい近づいてしげしげと見てしまう。
今日は、そんな壊れたもの、 その1の紹介である。
まずは、これだ。 どう見ても、壊れている。 しかも、わりと大胆に壊れている。
しかし、ただの壊れではない。 謎がある。 なぜ、こんな壊れ方をしているのか、 わからないからだ。
だいたいこんな壊れ方をする場合は、 車か、何かがぶつかってに決まっている。 しかし、側により、つんつんしてみたり、 じっーと、何度もよーく観察してみたが、 どうも傷らしい傷もないのだ。 しかも下の土が減っている感じがする。 何かがぐらぐらさせた感じがする。
ふーむ、 これは、考えねばなるまい。 なぜ、こんなふうに壊れたか。 私は、どうでもいい謎が好きなのだ。 そこでいろいろと考えてみた。
しかし… いちばん最初に頭に浮かんだ考えは、 あり得ない考えだった。
どんな考えかというと、
「お相撲さんが、力自慢して、 ぐらぐら動かしてみた」
そんなことはあるはずがない。 私は即座に否定した。 そんなことはわかっている… このあたりにお相撲さんはいないし。
じゃ、 他にどんなことが考えられるか… そこで、次なることを考えてみた。
しかし…再び…
「お相撲さんがすわった…」 などと思ってしまった…
いかんっ
どうしてもお相撲さんから考えが抜け出せない。 お相撲さんを疑っている… しかし、このあたりでもちろんお相撲さんを 見かけたことはほとんどない。 (1回だけ見たことがある) それに、こんなところに座らないって。
しかし、第一印象でパッと浮かんだ印象は、 なかなか頭から払拭できないのだ…
しかし、お相撲さんは、無実である。 お相撲さんじゃない… 私は何度も自分に言いきかせた。
じゃ、何かな? 再び考えて、無理やり、 次のように結論をだした。
「ここには、もともと植木があったが、 それを誰かが盗んで持っていった。 それで、大きな穴があいて、 土台がぐらぐらするようになった。 それをみて、みんなが、 「あっ、穴があいて、ぐらぐらしているぞ」 と面白がって、ますますぐらぐらさせた。 蹴飛ばしたり、押してみたりした。 その結果、無惨にもこんなふうに壊れた。 お相撲さんではない。」
つまり、 この歩道ガードは、みんなにいじめられたのだ。 私の頭では、そんなふうにしか考えられない壊れ方だった。 だって、そうでなければ、 やっぱりお相撲さんになってしまうもん。
謎はついにとけなかったが、 この考え方を採用し、私は満足した。 そして、この場を離れた。 どなたが、その他の考えが閃いたら、 ぜひ、教えてくださいっ!
後日、この場所に行ってみると、 みんなからいじめられたこの歩道ガードは すっかり直されてました。 とりあえず、よかったよかったと 思ったのでした。
今日は、謎の壊れたものその1でした。 明日、その2、紹介します。
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