2006年07月13日(木) |
西武新宿線新井薬師〜妙正寺川沿いを歩く |
今日は、用事があって、 新井薬師に行くことになっていた。 新井薬師駅は、西武新宿線にある。
行きは、汗をかくのでダメだけど、 帰りは、歩いて帰ってこようと決めた。 それほどの距離でもないし、 かなり暑いけど、日陰を行けば大丈夫、 などと思いながら。
新井薬師近辺を地図で調べてみたら、 妙正寺川という川があって、その川に沿って 道があることがわかったので、この川ぞいの道を 歩いて帰ってくることにした。 いいね、川沿い。
地図を頼りに「妙正寺川」まで進む。 やっと川沿いの道に着く。 ちょうどその時、 ぱらぱらと雨が降ってきた。
ありゃ、雨だ… しかし、本降りになる様子もないので、 そのまま歩くことにした。 こんな道ね。
おおっ、 なかなかいい感じの道である。 なかなか風情があるね。 この川沿いを行けば、 早稲田付近に着くはずである。 私は、歩き始めた。
てくてく
てくてく
しばらく歩いて行くと、 家の塀の上から、トマトだのナスが ぶら下がっている家を見つける。 この写真は、そのほんの一部である。
かなりたわわにトマトやナスがぶら下がっている。 これじゃ、赤くなったら、 誰かに取られちゃうのではないかと 心配になるが…余計なお世話である。 この塀の家を過ぎてさらに歩く。
てくてく
てくてく
すると…
いきなり、行き止まり! ありゃ、行き止まりだわい。
この奥の道がなくなっている。 この車は、バックで入ってきたのか… どうもそうらしい。
ちょうどその時、こちらに向かってくる おばさんにいたので、道を聞いてみる。
「川沿いの道はもうこれで終わりですか?」 すると、おばさんは、 「いいえ、また先に行くと、川沿いの道に なりますよ。ここは、とぎれているのよ。 不便よね」
と教えてくれた。 そう、この川沿いの道は、 ずっと続いているわけではないらしく、 ところどころで、とぎれて、 またつながってという感じの道であるらしい。 油断禁物なのである。
私はおばさんにお礼を言って、 来た道を戻り迂回路をさがすことした。
幸い、すぐに川沿いに道が見つかった。 おおっ、よかったよかった。 また元気に歩き始める。 なかなかいい感じの道である。 私はすっかり気に入った。
あまり人も通っていなくて、 散歩コースにいいかもしれない。 今度この川沿いの道をずっと歩いてみるもの 楽しいかもしれないなどと思った。
しかし、この「妙正寺川」は 地図で見ると、杉並区の妙正寺公園で ぷっつりと川がなくなっている。 不思議に思って、帰ってきてから、 調べてみたら、こういう事であった。
「妙正寺川(みょうしょうじがわ)は、東京都杉並区の 妙正寺公園内妙正寺池を源とし、途中中野区松ヶ丘二丁目で 江古田川を、新宿区の西武新宿線下落合駅付近で 落合水再生センターからの放水路とそれぞれ合流し、 新目白通り(東京都道8号千代田練馬田無線)の下を流れ、 最後は新宿区の高田橋で神田川に合流する全長9.7Km・ 流域面積21.4Km2の一級河川である。」 (ウィキペディアフリー百科事典より)
どうやら、 妙正寺公園内妙正寺池が源らしい。
ちょっとびっくり。 都内に川の源があるとは…ね。
今度、この妙正寺公園内妙正寺池にぜひ 行って確認して来なければいかんな、 などと思いながら、どんどん、 歩き続けると、とある家の前に、 こんな犬の置物を見つけた。
おやっ、こんちは、毎日ご苦労様、 などと声をかけたけど、 もちろん返事はなし。 かわいいというか、いわないと言うか… ともかく、鎮座しておりました。
さて、そんな出会いもありながら、 どんどん歩いて来ると、ついに川がとぎれた。 どうやらこのあたりから、地下に入るらしい。 この終わりがちょうど新目白通りである。
この新目白通りは、都電荒川線のある道だから、 もうここまでくれば、庭のようなものである。 私は、 「なるほどね、この道につながっていたのね…」 などと、妙に嬉しくなった。 私はかなりの方向音痴であるが、この道ならわかる。
そして、今度は、ここから、 逆コースで終点の妙正寺公園まで 行ってみようと決意した。 うふっ、行ってみよう。
かなり汗もかいたけど、 なかなか面白い道でした。 気に入りました、妙正寺川川沿いの道。
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