2005年12月06日(火) |
区の土木課に、再び電話する |
今日の夕方、ストレッチをしがてら、 昨日紹介した木を見に行った。 看板がかかっているかと思って期待して 行ってみたが、今日もまだ看板がない。
木は、さらに、むしり取られてしまっている。 ますます、痛々しい姿になっている。 なぜ、こんなに心ないことをするんだろうと 悲しくなってしまった。
昨日、土木課の人には、 「早急にお願いします」と頼んだのに、 今日もまだできてない。 土木課の早急は、もしかして一週間くらい かかるのではないか…
そう不安になった私は、しつこいかなと 思いつつ、再び土木課に電話した。
「昨日、公園の木のことで電話したものですが…」 「はいはい、どの公園ですか?」 「ええ、○○公園です」 「ちょっとお待ちください…」
しばし待たされる。
「あ、昨日見に行った木のことですか?」 「そうそう、そうです、で、看板ですが、 いつ頃になりますか?」 「看板ですか?えっとちょっとお待ちください」
しばし待たされる。
「あ、看板ですね、今制作中で、 今週中にはできると思います」
やっぱり… 土木課の「早急」は今週中なのだ。 やられた。
「あの〜、木はまた、むしり取られているので、 今週中でなくて、何とか、明日あたりには、 看板つけて欲しいんですけど…お願いしますっ」 「えっ、少しお待ちくださいね…」
しばし待たされる… (何度待たすんだ、ぷんぷん)
「お待たせしました。それでは、何とか 木曜日くらいにはつけるように手配します」 「ええ、あの、できるだけ早くお願いします。 それと、樹木医さんは、いつ頃に来て頂けますか?」 「樹木医ですか?」 「また、待つんですか?」 「あ、はいすいません、部署が違うもので」
しばし待たされる… (あーあ、やっぱりお役所だ…)
「すいません、樹木医と今、連絡が取れないので、 明日こちらから連絡致します。それでいかがでしょうか?」 「いいんですが、こちらも急ぐんです。 早く、手当して欲しいんです。 何とか早くして欲しいんです。 できれば明日でも、来て欲しいんですけど…」 私は、食い下がって、お願いした。
「明日、連絡させますので、お待ち頂けますか?」 「わかりました、必ず連絡ください、待ってます」 「あの木は、もしかしたらダメかもしれないと、 昨日見た者が言ってましたので、樹木医に行って 見てもらいましょう」 「そんなことありません、あの木は、まだ元気です。 だから、早く手当をしてほしいんです」 「わかりました」
樹木医がみたら、まだ元気だということが 分かるに違いない。 何とかしてくれるに違いない。 私はそう思っている。
てなわけで、まだ、木に看板もついてなくて、 樹木医も来てはいない。 そんな間にも、木は、どんどんいたずらされて、 むしり取られている。 本当に心配である。
今日、ストレッチが終わった後で、 むしり取られた痛々しいところに、手を当て、 「大丈夫かい?」と木に心で話しかけていたら、 公園で遊んでいた小学生の男生徒(一年生くらい)が 「なんで、手を当ててるの?」 と不思議そうに聞いてきた。
「ほら、とても痛々しいでしょう。 かさぶたをむしり取られて…だから、 手を当てて、木に大丈夫って話しかけているの」 と答えた。
すると、その男の子は、 「木は、痛いって言ってるの?」 と聞いてきた。 「うん、痛いって言ってるよ」 と答えると、 その男の子は、 「ふぅーん」と言って、 小さな手を木に当ててくれた。
どんなふうに感じたかは、わからないが…、 こんな子ばかりなら、木をむしり取ることも ないだろうな…と思った。 ともかく、この木をなんとしても、守らねば… そう今日も思ったのだった。
土木課、しっかりしてくれ、 早く手を打ってくれ… 明日には、看板を立ててくれ、 樹木医も来てくれと、 私は祈るような気持ちである。
明日、樹木医に、早く手当をしてくれるように 強く強く依頼するつもりである。
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