2005年10月05日(水) |
再び、ゴキブリと対決する |
油断していたわけじゃないが、 今年は、昨年に比べて防御対処していたので、 ゴキブリと合う機会が少なくすんでいた。 やれやれ、今年はなんとか大丈夫か… と思っていた。
なにしろ、ゴキブリ団子などを、40カ所以上も ばらまき、隙間には、2ヶ月に一度、 ゴキブリ殺しをスプレーし対処していたのだ。 ゴキブリ団子も、食べられている後が ほとんどないし… (まずいのか?ゴキブリ団子?)
しかし、今日、意外な盲点をつかれた。 なんと、空から飛んできたのだ。 窓を開けていたら、 黒いものが、飛んで部屋に入ってきたのだ。 ブーン。 最初は、蝉か蜂と思ったのだ。
その空から飛んできた黒いものが、 白い壁にぺたりと止まったのだ。 そして、止まった瞬間から、 ゴキブリの本性丸出しの、 あの素早い動きにかわったのだ。
びっくり仰天。 青天の霹靂!
ぞーぅとした。 ヤツらは、地上から来る道が閉ざされると、 空から来るんですね… そんな元気があるなら、 もっと役立つこともしてくれよ、と思う。
例えば、野菜についたアブラムシを 全部食べてくれるとかさ。 そして、お腹いっぱいになったら、 ころりと死んでしまうとかさ。
とにかく 「何か役立つことしろよ、あんたたち」と ゴキブリを心から叱る。
ここまで、何の役にも立たなくて、 人間に嫌われている虫は、いないのではないか。 役立っているのは殺虫剤を売り出している 製薬メーカーに対してだけである。
しかし、何で、空を飛ぶ力まで 得たんだろうね、ヤツらは。 あの、速さだけでもいいのではないか。
ともかく…である。 来たのである。 大きな黒いヤツね。 今年2回目ね。 もう、うんざり。
私は、殺虫スプレーを素早く取り出し、 壁に向かって吹きかけた、そりゃもう素早く。 すると、ヤツは、ポタンと下に落ちた。 そして、ひっくり返って、 足をばたばたさせている。
ふっふ、もう一回上からかけてやろう。 これでおだぶつさ… 私は、おもむろにスプレーを吹きかけた。
シューシュー
すると、その瞬間、ヤツは、 いきなり、くるりとまたひっくりかえり、 逃げ出したのだ。
そりゃもう、もたもたとね。 私は、その行く手に、チラシの紙を さっと差し出し、そのチラシにゴキブリを乗せた。 自ら、そのチラシにやってきたし。 そして、そのチラシを逃げ出さないように うまく丸めて、 チラシごと、ゴミ箱に捨てた。
そのゴミ箱には、紙袋が入っていて、 そのまま捨てることが出来るし、 弱っているから、もう逃げ出すこともないと思ったのだ。
しかし、本当にヤツらはしぶといのだ。 そうやって、2度も殺虫剤をくらいながらも、 30分以上もゴミ箱でかさかさと音がしていた。 生きているんですねぇ。 ころっと死んだ方が苦しくないだろうに。 変な生命力があるのだ。
音がすっかりしなくなってから、 死んでいるかどうか、というより、 逃げていないかどうか、 ゴミ箱の中を調べてみることにした。 ヤツらは、油断禁物だからね。
どれどれ、いるかな…
チラシをちょっと開いてみる。 あれ、見えない。 チラシの折っているようなところに、 身を隠しているのか。 結局そのチラシを引き上げて、 いらないお箸で、チラシを開いてみた。
おっ、いたいた。
ありゃ、まだ生きてるよぉ。 長いひげが動いているよぉ… ホントにしぶといねぇ。 また、殺虫剤をかける。 そして、チラシを再び丸めて、 今度は、それをビニール袋に入れて、 ゴミ箱にすてた。 これでもう大丈夫。 絶対に逃げられない。 やっとホッとする。
しかし、戦いたくない相手である。 本当に、しぶとく元気やヤツらである。 以前も書いたが… ヤツらは、2〜3億年くらい 前から、生きていて、 250〜300万年前から生きている、 人類とは比べものにならないほどに、 長生きなんですよね。
人間より長生き、地球を知っている… だから、しぶといのねぇ。 (今回、写真とったけど、あまりに醜いので、 掲載しません)
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