2005年10月03日(月) |
マンション反対運動のその後…おおっ |
今日は「工事協定書」についての事業者側と 話し合いが行われた。 実はもう、何度も「工事協定書」については、 話し合ってきているのだ。 しかし、なかなからちがあかなかったのだ。
で、今日は、3回目のすりあわせ。 徐々に溝は埋まってきているが… まだすっきりと決まってはいない。
工事協定書は、3年弱もかかる工事についての、 いろいろな取り決めをするものである。 例えば、振動や、工事車両や工事時間、地盤沈下などなど、 近隣住民と取り決めることになっているものだ。 しかしながら、これがなくても、 工事はできるものらしい。
なので、業者側は、 「こちらの好意でやってあげているんです」と いわんばかりの強気の態度である。 「工事協定書」を住民側と結ぶかどうか、 法的な強制力はないそうなのである。
法的な強制力がないこと=「好意」らしい。 業者側の姿勢である。 この業者は、法的な強制力がないことは、 なんでも「コチラの好意なんです」という態度である。 とにかく「事業ですから」という態度なのである。
「事業」だから、何でも許されると思っているのか… 悲しいかな、会社員である業者側の担当社員にとっては、 それが正なのである。
ふと、この担当社員の家の側に、このようなマンションが 出来ても、この人達は、それを黙って「事業」だからと 受けいるものなんだろうかと疑問に思う。 こんな問題のない、家に住んでいるのか…
住民側の「詳細な建築設計書」を出してほしいと いう希望も、出す義務がないと言うことで、 なかなか出してはくれない。 (正しい建築をするなら、出したっていいと 思うが、出すのはイヤらしい、なぜか?)
しかしながら、3年弱も工事をやるのである。 実際に迷惑を被るのは、近隣住民である。 何をやるのか、どんな建物をつくるつもりなのか、 知る権利があると思うのだ。 きちんとした取り決めをしてもらわなかったら、 困るし、それは当然の権利であると思うのだ。 しかし、そんな住民側の権利は… 法律でほとんど保護されてはいないのだ。
この反対運動に携わってから、 ほとほと建築基準法は住民側にとって不利で、 住民側にとっての利益はほとんどないと感じる。 この建築基準法って…「悪」だなと思う。
さて…で、 今日の打ち合わせであるが、 何しろ、住民とのマンション建築に 関する調整はまだすんでいないのだ。 しかし、もう工事を始めると言うのだ。 (どうやら10月4日… つまり明日から、工事に入るらしい) そのための「工事協定書」であるから、 その文言も、ちょっとややこしい。
今日も、打ち合わせで、この件について、 はっきりとまだ、住民との調整がついてない、 と言う、その文言を入れることなどを申し入れた。
業者側は強引に工事を進めて行きたいと それ一点張りである。 せめて「工事協定書」が結ばれるまでは 待ってほしいという住人側の意見は通らない。
なにしろ、スケジュールがパツパツなのだ。 事業だからね、 遅らせるわけにいかないんだってさ。
そんなこんなだが、住民側は一致団結して これに立ち向かっている。
この「工事協定書」を結ぶに当たって、 専門家の意見を聞いたり、 (詳細は「高層マンション反対運動代表世話人会に出る」 何度も話し合いをしてつめたりして、頑張っている。 しかしながら、一筋縄ではいかない業者相手では、 なかなか思ったようにはいかない。 都が橋渡ししてくれている調整も思うように進まない。
しかし…で、ある。
なんと、このマンションを建てることに なっている、つまり内部関係者から、 とても有力情報が ひそかにもたらされたのである。 ひそかにですよ…
実は、このマンション建築に「違法」が あるかもしれないと言うのである。 確かに、今まで聞いたことのない、 「盲点」がありそうなのだ。 「盲点」ですよ…
おおっ、
そんなことは、しろうとでは思いもつかないぞ… というような情報である。
これは、何とかこのマンション建築に、 「待った!」をかけることができるかも知れない。 少なくても、何かしらの歯止めにはなるかも知れない。
今日は、あまり詳しく書けないけれど、 この顛末はまた日を改めて書きます。 なにしろ、極秘情報なので…(笑) なんて、大げさではないのですが、 これからさらに検討することなっているので、 日を改めます。
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