2005年08月08日(月) |
本田裕美さんの手術 (TVのチカラ) |
私はあまり民放TVを見ないが、 3つほど、毎週見ている番組がある。 そのひとつが「TVのチカラ」である。 今日はいつもより、気になっていた。
心臓移植する本田裕美さんという 17歳の女の子が気になっていたからだ。
簡単に説明すると(知ってる人はごめんなさい) 人工心臓で何とか生きている裕美さんは、 7月末までにアメリカに行って心臓移植を受けないと もう死を待つしかないと言われていた。 本人は「生きたい」と訴えていた。
海外での、心臓移植には1億円かかるらしいが、 7月のはじめ頃に、まだその半分しか集まってなかった。 そのために番組で急遽募金をつのり、 その必要な金額が集まり、 7月末にロサンジェルスに旅立つことになったのだ。 (もちろん、私もほんの少しだけど…募金した)
裕美さんの心臓や、体力は衰えており、 行く途中で病状が悪化する場合もあるし、 飛行中の気圧変動がどう影響するか 全く予断を許さないということであった。 行くのも命がけである。
しかも、行ったはいいが、体力的な問題もあり、 手術ができるか、合う心臓があるか、 ドナーは見つかるのか… などなど、かなり不安定な状態だったのだ。 心配だったのだ… その顛末を今日の放送でやるのだ。
今日のTV番組欄にはこう書いてある。 「命の空輸“運命の9000キロ”緊急大手術… あの17歳本田裕美さん心臓移植一家激闘… 新宿ーロスに完全密着」
朝から、どうなったかとても気になっていた。 どきどき… 何があっても、今日は絶対に見なければならない。 私はそう、決心していた。 忘れてもいいように(忘れないが) 一応VTRもセットした。
それに、昨日もチラッと書いたが、 私は昨日から「パイロットが空から学んだ一番大切なこと」 と言う本を読んでいて、 病人を空輸することがどんなに大変なことか わかっていたのだ。 機長は、そう言う場合、 気圧や病人の状況、ゆれ、温度、時間などを 詳細に計算し、計画して運行すると書いてあったので、 機長も大変だろうなと思っていたのだ。 頑張ってくれ、機長。
さて、時間になった。 もちろん時間前にちゃんとTVの前にいた。 チャラララ〜と音楽が流れる。
はらはら…大丈夫か、裕美ちゃん。 何とか…頑張って欲しい… おおっ、はじまった。
弱っているぞ、裕美ちゃん、大丈夫か。 ロサンジェルスまで、行けるか。 付き添いの人たちの必死さも伝わってくる… ときどき泣けてくる… 裕美ちゃん、しっかりぃ!
おおっ、成田… おおっ、飛行機の中、大変そうだぞ。 おおっ、ロサンジェルスに着いた… 心臓移植手術できるのか? あっ、何とかできるようだ。 移植のできる心臓は見つかるか… あっ、見つかった… そして、手術。 あっ成功だっ。 ああ…よかったぁ…よかったぁ…
そして、今日で手術4日目。 まだICUから出てはいないが元気になってきてるらしい。 裕美ちゃんからのメッセージが流れる。 (しかし、まだ、感染症の怖れはあるらしい) でもひとまず安心。うるうる。 ああ、よかった… とても嬉しかった。 「裕美ちゃん、本当によかったね」 私は裕美ちゃんに、声を掛けた。
元気になった裕美ちゃんを見るのが 今から待ち遠しい。 元気になってね。
てなわけで、 今日はとてもホッとしたのでした。
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