2005年07月27日(水) |
マンション建築第3回説明会紛糾する |
今日は、この近所に突如として建てる予定の 30階建てのマンション建築説明会に行ってきた。 (詳しくはコチラを見てね) 今日は、第3回目の説明会があったのだ。 6時30分〜8時30分までの2時間で、 前回の住民達の意見に対する答えと質疑応答するという。
6時40分頃から、いよいよ説明が始まった。 しかし、前回の質問に対する答えは全く一緒で、 「ご理解願いたい」 「こちらでは、住民に配慮している」 と言うばかりである。
つまり、住民側との歩み寄りはほとんどなし。 細かい所はあったが、基本的な、 高さの問題、敷地ギリギリの建築、 日照の問題などの、何一つ住民側の 要求は取り入れてないのである。
その返答を聞いて、 住民側の参加者はみな怒り心頭である。 「何も変わってないじゃないかっ…」 「バカにしているのかっ」 「もっと偉い人を連れてこい」 などと、怒号が飛び交うが…
その業者側の説明によると、 「このような説明会の義務はない」ということで、 「私たちは、一応やってあげているんです、 親切な方ですよ」 というような感じである。
今回は、私も手をあげて質問をした。 「この建物の形態、つまり30階建てでないと、 採算は取れないのか?」 「そうです、これでないと採算は立たないのです」 「つまり、この形態を変えるつもりは全くないと 言うことですね?」 「そういうことです」
と言うことで、はじめて、この形態を変える つもりのないことがはっきりした。 つまり、説明会で住民側の声を聞いたとして、 その声を反映させようとする気は はなっから、さらさらないのである。
一体何のための説明会なのか… 駐車場の排気口の場所とか、 駐車場の入り口の問題とか、 そんなちまちまとした所の問題を 手直しするための会なのか…
どうやら…業者側の腹づもりはそうらしい。 そして、一応説明会はやっということに したいらしいのだ。
先日、都のマンション建設審議会があり、 このマンション建築は見直すべきだと、 いろいろな指導は受けたらしいが、 その指導も全く聞くつもりもないらしい。 この審議会は法的な効力はないので、 無視するつもりらしいのだ。 これも、一応審議会の声は聞きました、 という感じで受け流すつもりらしい。
そう、何一つ住民側の意見を 取り入れるつもりはないのだ…
しかも、住民側が建築設計会社を調べたら、 高層ビルは建てた実績がない会社だと言うし、 (計画はあったとその会社は言っていたが、 実際に建築はしたことがない) その大元の販売会社は、いろいろと 問題を抱えている会社であるらしい。 (一部上場企業だが)
そんな販売会社、建築設計会社を 相手に戦わなくてならないのである。 正直、住民側は非力であるなぁ…と感じる。
住民側は、感情的になってきていて、 私が聞いていても、ちょっと変なところを 攻めているなぁと感じる。 感情に訴えてもダメなのだ、企業相手に。 企業は住民の感情など、どうでもいいのだから。 もっと法的なこと、 政治的に動かねばダメだと感じる…
そんなこんなで「やっても無駄だ」と、 紛糾して、今回は終わり。 どうするんだろう… 大丈夫か、住民!(私も含む)
私はこの紛糾説明会後、心配になり、 住民側世話人になっている方に電話した。
すると、驚くべきことがわかったのだ。 長くなってしまうので、明日書きます。
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