いつもの通り、夕方からウォーキングに。

家から出るとすぐに、女性に道を聞かれる。
「駅はどこですか？」
「この坂の下になりますよ、行けばすぐわかります」
さっくり教え、お礼を言われて、元気に歩く。

今日は風が思ったより強くて、
ハードコンタクトの私にはちと辛い。
ゴミが入らないように注意しながら、
いつもの脇道散歩道を腕を振って歩く。

家に近づいたとき、怖そうな若者というより、
にーちゃんって感じの人に声をかけられる。

「この辺に、１１階以上の建物ってありませんか？」
「はっ？１１階以上の建物？」
（って、この辺には、そんなのばっかなんだけど）
「いっぱいあるよ…、そのビルもこのビルもそうだし…」
「あっ、そうすか、いっぱいあるんですか」
（って見ればわかるだろう、おい）

「じゃ、コチラ側の道路沿いにパーキングありますか？」
「ああ、ありますよ。坂の下の方に」
しかし、彼が示す方向は坂の上の方。
「坂の上の方にはなかったような…」
「こっちにはないんすか？」
「うん、ないと思うけど…」
「あっ、そうすか、どうも」
と若者は行ってしまった…。

いったい、何をどう聞きたかったのだろう。
誰かに
「坂の上の方の、１１階以上建物で、
　近所にパーキングがあるところ」とでも、
教わってきたんだろうか…

ともかく…、
今日は、二人に道を聞かれた日であった。
私は一応丁寧に教えた。