本番まで1週間を切り、小屋入り(ホール入り)。 A.M.8:00に集合し、装置搬入、装置組立、照明仕込、音響仕込、場転稽古、通し稽古… P.M.22:00終了。怒涛の14H、ブラック企業並みのハードさだ。
装置搬入で腰を痛めるわ ホールの吊りパネル(巨大)を撤去時に足の上に落して「ぎゃぁー」ってなるわ 外気とホール内の温度差で喉を傷めそうになるわ 仕込時に「誰か手空いてる人いるー?」と聞かれる度に何故か運悪く手が空いてたりして しかもそういう時の作業に限って結構な肉体労働だったりして もう…満身創痍だよ…。
何より寝不足だよ。超寝不足だよ。 疲れが取れなくなってきたよ。次の日へ持ち越しだよ。 借金じゃなくて、疲れが雪だるま式に大きくなっていくよ。 そして、平日は普通に仕事だよ。 栄養ドリンクのグレードが日に日にアップしていくよ。 栄養ドリンクの1本あたりの単価が日に日にアップしていくよ。 湿布がなくなりそうだ、買いに行かなきゃ。
演出からは「え?それ1週間前に言う?」って感じのダメが出てきたよ。 衣装からは、おニューのスーツを持っていったばっかりにそれが採用されてしまったよ。 ドウランまみれになってもう使い物にならなくなるんだろうな。仕事着で買ったのに…。 照明からは「そこ明かり当たるから立ち位置気を付けてね」とサラッと言われたよ。 他の役者が今までと違う位置に急に立っていて、知らない間に段取りが変わっていたよ。 もうね…精神的にも満身創痍だよ。
仕方ないよ、自分で選んだ道だから。 仕方ないよ、それでも楽しいんだから。
ホール舞台に組み上がった装置みて武者震い プロ(委託)が仕込んだ照明を身体で浴び 迫力の効果を背中越しに感じる この舞台に自分が立てるとか考えただけでたまんねぇなぁ、おおぃ?
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