Getreidegasse


 《 過去  【Index】  未来 》

2013年05月05日(日) エコゲージ


フロントガラス交換の見積り額が出た。
ついでにというか、一緒に受ける車検の額とほぼイコールだった。
車検だけでもバカにならんのに、ここに来てさらに倍の出費はさすがにキツイ。
うむ。保険を使おう。こんな時の為の自動車保険なんだから。
でも等級下がるのかー…トホホー。

代車のナビに「エコゲージ」と称して走行に応じて点数が出る機能がついていた。
詳しい仕組みはよくわからんが、エンジンの回転数かアクセルペダルの踏み込みか
その辺と連動しているっぽい。
ナビについているのは初めて見たが、最近、特にハイブリッド車なんかは
インパネに標準で表示されるクルマが増えてきた。
確かにゲーム感覚で運転する楽しみを増やしつつエコにも貢献出来て
なかなか素晴らしい機能だとは思う。

だけども
実際、この「エコゲージ」が求めるような運転、
つまり高い得点を出そうとする走行をしようとすると
周りの交通の流れを全く無視した走行になっていると実感できる。

これは、周りのクルマがそれだけ「エコ運転が出来ていない」と取るべきか
それとも、自分が「空気の読めない運転」で、周囲に悪影響を与えていると取るべきか。
ただ現時点の交通社会を見る限り、残念ながら後者だと言わざるを得ない。
例えば全てのクルマに同じ基準でエコゲージが搭載され、運転者全員が
そのゲージに則った運転をすればあるいは問題は解決するのかもしれない。
が、それは到底不可能な話。

ただ、この状況、一昔前の喫煙、禁煙の風潮に似ている気がする。
今でこそ「禁煙」が当たり前の世の中だが
一昔前は公共の場での禁煙なんて考えられなかった時代が確かにあったわけで
当時は「禁煙が当たり前の世の中なんて信じられない」と思っていた人が
大半だったと思うと、もしかしたら何十年後になるか判らないけど
誰もがエコゲージに沿った運転をするのが当たり前になる世の中が来るのかもしれない。


 《 過去  【Index】  未来 》
→ TOPページ ←


kandama  《mail》  My追加》 
←筆者が元気になる投票ボタン