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2013年04月24日(水) 第3部が好きな理由


「初代ガンダムは第1〜3部どれが一番好き(面白い)か?」

と問われれば、私は迷うことなく「第3部」と答えるが
1部や2部が好きだという人も結構いるみたいで、その方々の理由を聞けば
なるほどなーと思う意見もあって面白い。みんなガンダム好きなんやな。

一応、参考までに。初代ガンダム(アニメ)の区分けは
第1部:サイド7から地球降下、ガルマさん退場くらいまで
第2部:地球を舞台とした地上戦、ジャブローに至るまで
第3部:舞台は再び宇宙に戻り、アムロ無双でア・バオア・クー陥落まで
こんな感じ。(違ってたらすまぬ)

アニメの回を追うごとに、アムロがどんどん覚醒して行き(特に第3部で顕著)
圧倒的ジオン有利だった構図が、終いには(ほぼアムロ一人によって)全く逆の構図になる。
「やはりジオンが強くなくては面白くない」
と言うのが、先の1部〜2部好きの意見のひとつらしい。
なるほど、それについては私も賛成。

ただ、私がそれでも3部が好きな理由を挙げるのなら
やはり、「ギャン」とか「ゲルググ」とか「ジオング」とか
圧倒的かつ、これまでのジオンが開発したMSの集大成とも言えるような
魅力的でカッコイイMS、MAが次々と登場する点。
アムロの覚醒で、本来の強さが発揮されず、霞んで見える感は確かにあるが
それでもスペック上「強いMS」であることには変わりない。
対連邦(アムロ)とすれば第3部のジオンは確かに一番弱いが
純粋にジオン内だけで比べればやはり第3部がラインナップとしては1番強い。
基準による感想の違いなんだと思うが、何を基準にするかは人それぞれなので、
私はどの意見もアリだと思う。


アムロ VS シャア
の構図は最後まで変わらないものの、それとは別に各部を象徴するライバルキャラがいる。
第1部はガルマ・ザビ
第2部はランバ・ラル
第3部はララァ・スン
こんなところじゃないだろうか。
ラル&グフの組合せは、まさに漢の浪漫がビンビン感じて大好きなのだが
作品としてガンダムを考えると、私の中ではララァとのヒューマンストーリーに軍配が上がり、これも私が第3部が好きな理由の一つ。


1年前にDVDで全話観直す機会があり、そこで改めて思ったのは
「演出面」でも第3部が突出しているなと。
そりゃ回を重ねるごとに、スタッフの技術が上がっていくのも当然だけど。
MS戦ひとつとっても、いやに大人びた格好良い演出がされていて
子供ながらにそれが「五感に訴える」表現として当時強く印象に残ったのだと思う。
1部や2部でも名シーンと呼ばれるシーンは数あるが、
第3部は、毎回名シーンのオンパレードくらいに感じた。


以上、MS、登場人物、作品演出の観点から
「初代ガンダム」と「第3部が好きな理由」を自分なりに言葉にしてみた。


余談だが、最近あるサイトの影響で
個人的にガルマの好感度が上がっているのだが
まぁ…、今回の内容が覆る程までには至らないとは思います(笑)


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