昔の日記(現在は削除している部分)の一部を読み返して いろんな意味で胸が苦しくなった。 何とも言えない複雑な想いと当時の心境が混ざり合って、客観的に読むつもりが いたたまれなくなってしまい、途中で読むのを断念した。
その時の状況や心境を綴った日記の数々は、余りに重く、苦しい内容だった。 あれからかなり時が経っているから読み返しても大丈夫かなと 安易な気持ちで扉を開けてしまったが 一気に読み返そうとすると、まだついて行けない。
ただ断片的に読み返すのであれば、幾らかは大丈夫なようで あの当時のことを少しずつ振り返られるようにはなった。 時間を置いて少しずつでいいから、また機会があれば向かい合って行こうと思う。
先日 入社当時は直属の上司であった社長様から
『君も中々の波乱万丈な人生を送っているね。』
と、声をかけていただいた。 もう随分と遠い存在になってしまったはずの方から、かのような言葉を頂き その時はひたすら恐縮していた気がするが 後から冷静に考えて…やはり複雑な気持ちになる。
深い意味はなく出た言葉なのかもしれないが 元直属の上司であったとはいえ 私の全てを把握しているわけでもない方からの
『波乱万丈な人生』
という評価。 私の一部を見て『波乱万丈』と思われるのなら 私の全てを知った人からは 私の人生は一体どんな風に見えるのであろう。
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