Getreidegasse


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2011年05月15日(日) レジ最前線


職場の隣にあり、よく利用するスーパー。
この日も昼食のお惣菜やらを買いに行ったのですが
このスーパー、レジが確か6つくらいあって、
平日の昼だとその内3〜4くらいのレジが稼動しているのです。

しかしこの日は、レジが2箇所しか稼動していませんでした。
平日とは言え昼の混み合う時間帯、加えてレジあきが2箇所のみ。
当然あっという間に長蛇の列が出来るわけなのです。
たまたまパートさんの集まりが悪いのか休憩中なのか理由は定かではないのですが
まぁそんな日もあるでしょう。と私は別段気にすることなくレジに並んでいたのです。

ところがこの日は、レジの少なさに加えて、いつもとは違う光景がもう一つ見れました。
ほら、レジとレジの間って、よくガムとかリップとか電池とかの「プラス1品」的な
ちょっとしたモノが並んでいる棚があるじゃないですか。
なんかね、棚卸かなんか知らんけど、そのレジとレジの間の棚に向かって
商品いじって作業しているパートらしきオバチャンがいるのですよ。

しかも3人

各棚ごとに一人ずつ。
レジ待ちで並んでる行列を挟むようにして一人ずつ。

まぁなんといいますか
当然ですわな

『そんなことやってないでレジやってくれよ!』

と言い出したレジ待ちのオッチャン。
心なしか他の客もイライラした目でそのオバチャン達を見ているような気がする。
そしてオバチャン達も非常に肩身の狭い思いをして作業しているように見える。
レジをやっている二人の若い娘もイライラしているように見える。

オッチャンの言い分は最もだ。
いつもより少ない稼動レジによって生まれた長蛇の列。
しかもその列の真横で作業をする人、しかもレジ係よりも多い人数。
客もレジ係も棚卸係全員が気分が悪くなる光景。
なんでわざわざこの時間に?とその時居合わせた誰もがそう思ったに違いない。

別にね、棚卸係(棚卸してるのかどうか知らんが便宜上そう呼びますわー)が悪いといってるわけじゃないのですよ。
その人たちは採用されて間もなくって、レジの研修を受けてない人だったり
そもそもレジとは違う仕事を任される前提で採用された人たちなのかもしれない。
その辺のスーパーの事情はよくわからんので一概には言えないが
まぁ肩身が狭いながらも、棚卸のオバチャン達の
『私だって好きでここにいるワケじゃないのよ!』
って心の叫びが聞こえたきがします。きっとそうなのでしょう。
だがどんな理由があるにしてもお客様の気分を逆撫でしている光景には変わりない。アウトだ。

で、今回のレジ待ち騒動。
私的に誰が一番アウトかと言えば
客でもレジ係でも棚卸係でもない
『わざわざ忙しい昼の時間帯に棚卸的な仕事を命じたヤツ』だと思うのです。
それが店長なのかフロアマネージャー的な人なのか誰なのかは知らんけど
そんな人がいたらきっと現場を知らないボンボンか、よっぽどのバカなのか?…と。

どんな事情があるにしても、誰一人として得しないような采配をわざわざするのは如何なものだろうか?
時間帯をずらすなり、棚卸係の格好を変えるなりすることは出来なかったのだろうか?
考えがあってかもしれないが
客の印象を悪くしている時点でどんな言い訳も通用しない机上の空論だというコトだ。

それとも何か?
何かしらのバツゲームだったのだろうか?
『ちょっと客にイヤな目線受けて来い。』的なバツゲームだろうか?
『客のクレームを受けてこい。そして受け慣れて来い。』的な訓練なんだろうか?
この状況で『私(やったことないけど)レジ手伝います!』って言ったヤツ合格。みたいなテストなんだろうか?
真相はわからないままだ。


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