先日の文化の日。 ショートムービー3作(1作約20分)の上映会本番。 この日の私は『出演者』の面影は微塵もなく、いちスタッフ要員として会場準備から後片付けまでしっかりと働いてきました。 いやいや、それはそれで楽しかったけどね。
プロデューサーさんから『んじゃ前説もお願いね♪』って軽いノリで言われまして、あわてて前説覚えたけど(笑) (あ…前説というのは、開演5分くらい前に『本日は御来場ありがとうございます。間もなくの上映となりますが、上映中の飲食・喫煙は御遠慮下さい〜 携帯電話をお持ちの方は〜 本日の上映は〜 云々かんぬん』って客席の前に立って言うヤツです。) 上映は3回ありましたが、さすが、にわかで覚えただけあって初回上映の前説は思いっきりかんだ。。。間違えちゃいけないところを間違えて、しかも本人気付いてなかった…モニターで見ていたスタッフ達は総ツッコミ入れたらしい。。。アチャー、やっぱ緊張するわな。 んでも2回目は軌道修正して、3回目はアドリブで上映後の監督挨拶のハードルを上げておく事に成功。しかえしじゃ。ニヒヒ。
上映は大成功でした。 当初予想していた人数を上回るお客様に来て頂き 上映後のアンケートにもまずまずの反応がありまして、皆も喜んでおりました。 『思った以上にクオリティが高い』 『期待はしてなかったのに…ビックリしました』 といった内容が多かっただけに、スタッフ全員…ニヤリ。
片付け後は監督さん、役者さん、スタッフさんで打上げ。 3作目の監督さんも演劇畑の方なんですが、いろいろスゴイ経歴を持ってらっしゃる方で その経歴を聞けば、今回初めての映像作品にしてあのクオリティの高さは誰もが納得。 映画の話だけではなく、本業である演劇の話や人生経験等でその方の話を聞いていれば、私が普段から思っているコトと共通する部分も幾つかあり、『あっ、私が普段考えてることって路線的にも方向的にもアリなんだな。』と思えたのが収穫。 そして、そういう人に対しての周りの反応も見てて面白く良い勉強になった。
打ち上げ中に撮影スタッフ3人と私で今度のピアノ発表会の撮影の打合せ。 今回上映された映画を撮影した時に使った機材、同じカメラで私の演奏が撮影されるかと思うと鳥肌が立つ。
しかも3台
『いやぁ、素人の演奏で3カメ撮影なんて普通はありえないよね…』 『もはやプロモ映像の域だよね…』 『編集してライヴ映像っぽくする…?』 『一台は全体で、一台は手元アップで、もう一台が移動しながらゲリラだね。』 などと、3人の映画小僧どもはいい練習台が見つかったとばかりに楽しそうに打合せしやがる。
…こっちは、めっちゃプレッシャーだっつーの。
ああ…また会場でどよめきをもらう様子が今からでも想像できまする。
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