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2010年09月16日(木) 生への執着


あれだけヘコんで
あれだけ消えたいだの欲がないだの言って
あれだけ思い詰めて
あれだけの挫折を味わっておきながら

なんやかんやで今でもこうして生きているんだから
人間って案外図太くて丈夫なんだなと。

こういうのを "開き直り" と言うのかわかんないけど。
結局消える勇気のなかったチキンなだけなのかもしれないけど。

生き残ったモン勝ちだと。そう思いたい。

(果たして本当に生き残ったモンが勝ちと言える世の中かは疑問ですが)

生きモノの本能は "生への執着"
それが正常に働いているのなら、健康な証。

胃がんを患った上司が言っていた
『人間ってよく出来ていて、胃がなくなってもちゃんと他の腸が代わりに胃の機能になってくれるんだよ。』

泣いて、笑って、怒って、叫んで・・・
例え一時的に感情のどれかが欠落したとしても
ちゃんと他の感情が欠落したひとつの感情を補ってくれる。
そうしてまた、忘れ去られた感情を思い出す時がきっと来る。

水面に
どんなに大きい石を投げ込んでも
どんなに連続で石を投げ込んでも
さざなみはいずれ無くなり、元の水面に戻るもの。

なんやかんやで今でもこうして生きているんだから
楽しまないと損だよね。


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