2010年08月13日(金) |
遅咲きのピアニスト(343) |
【ヴィヴラート】 ぐぬぬぅ… 歯がゆさと、もどかしさと、悔しさで思わず声が漏れる。
【ペガサス〜精霊の冠】の原曲(オーケストラ版)では、主旋律の出だしは、それはそれは美しいオーボエのソロから始まるのですが、レミファソラ〜で始まるそのメロディは『ラ』の部分で、オーボエならではの深く澄んだヴィブラートが5拍にわたって響き渡るのです。。。が、
そのヴィブラートがどうしてもピアノで表現できない!
これが『ぐぬぬぅ…』の原因。 ペダルで音を延命することは出来ても、あの独特なる美しい "音の揺らし" をピアノで表現する術が見当たらず、このまま唯々歯がみするしかないのだろうか。
ラの鍵盤を前後に擦っても全くの無意味ではあるが(←気持ちはわかるが無意味な行為です) せめて気分だけでもヴィヴラート…では悲しい、悲しすぎるよなぁ。
先生に相談しても『ピアノでヴィブラートは無理やねぇ』と一蹴。 ぐぬぬぅ… 『なんとかならぬものかぇー?』 と泣き付いて、先生と試行錯誤した結果…
頭揺らしたら?
という結論に至りました。
…なんで?
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