なんでも自分ひとりでこなせる様になってしまうと 『自分でやったほうが早い。』という慢心が芽生えてしまい それが行き過ぎると "人を信じられなくなってしまう" という事態を招く。
なんでも自分ひとりで出来てしまうというのは確かにスゴイことではある。 それだけ苦労をして来た証でもあり、努力の証でもある。 そうして身に付けてきたことに自信と誇りを持ってもいいし、賞賛に値する。
だが、そこでの慢心とプライドが行き過ぎると人間を『偏屈者』へと変貌させる。 いつしか周りの言うコトに耳を貸さなくなってしまい さらには、自分の考えが絶対だと信じ込んでしまい 挙句、自分の考えを人に押し付けるという愚行に走る。
歳を重ねるとごと 『人の意見に素直に耳を傾ける』 という行為は重要。 そしてその行為が歳とともに難しくなっていく。
慢心・驕り と 自信・誇り は紙一重。
どうか30年後の私よ。 生きていたら今のこの気持ちを忘れないように。 今からでも深く心に刻んで。
決して驕らず、謙虚であってください。
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