Getreidegasse


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2009年09月01日(火) kandamaさんはじめてめいどかふぇへいくの巻


先日お台場ガンダムを拝みに東京へ行った際、
せっかくの東京だから記念?にメイドカフェ(メイド喫茶)へ行ってみようという!というコトで
電車乗り継いでメイドカフェのメッカ、秋葉原へ立ち寄った。
雑誌にも紹介されているという有名なメイドカフェだそうで、日曜というのもあってか店の前には既に行列が出来上がっていた。
今更メイドカフェですかい?と若干の "乗り遅れ感" は否めないが、私のような田舎者にはこれくらいの時差がちょうど良い。何にせよ初のメイドカフェで、少々、いやかなりワクトキしてしまった私。
そんな貴重な萌え文化初体験の様子を順を追って記していく。


日曜というコトもあって店前には既に行列が出来上がっていた。
待ってる間に何気に周りを見渡せば、喫茶店があるブースの隣にはグッズ売り場、そしてさらにその横には小さなステージがあってどうやらそこで人気のメイドさんが歌って踊っているらしい。
…らしいと書いたのは、そのステージの前は既に人ごみいっぱいの状態で、ステージが全く見えず歌声しか聞こえてこない状況だったからだ。
店内に入る前に早くも洗礼を受けた…そんな気がする。

そんな感じで店前で待つこと30分余り、いよいよ私達の順番になりメイドさんに案内される。
(*´∀`)ノ゚(*´∀`)ノ゚『おかえりなさいませ〜ご主人様〜』(*´∀`)ノ゚(*´∀`)ノ゚
と店内にいるメイドさん全員に迎えられる







悪い気はしない(爆)


カウンター席に案内され、メイドさんにメニューの説明を受ける。
ここはまぁ特別スゴイことは起こらなかった。(期待しすぎ?)

一緒に行った同行者Sさんと共にコーヒーを注文。
待ってる間は店の雰囲気を観察する。
なるほど…皆…なんか…幸せそうだ

待つこと10分、程なくコーヒーが運ばれる。
ここでメイドさんいよいよ本領発揮。
以下、私とメイドさんのやり取りの一部始終を報告させていただく。

(*´∀`)ノ゚『お待たせしました〜コーヒーです。』
*『ありがとう。』
(*´∀`)ノ゚『シロップ入れますか〜?』
*『はい、お願いします。』
(*´∀`)ノ゚『では、これから入れますので、ご主人様はちょうどよいところで「すとっぷ」ではなく「(m´∀`)mにゃんにゃん」って言って下さい』
*『…え?にっ…!?』
(*´∀`)ノ゚『はーぃ、それじゃあ入れますよぉ〜』
*『ぇ、あ、ちょ…。』
とぷとぷとぷとぷ…
*『!?』
(*´∀`)ノ゚『…?』
*『あのー、これシロップじゃなくてミルクなんですが。』
(*´∀`)ノ゚『…?…ぇ…』(*゚Д゚)『…ぁあああああ!!!!』
(*゚Д゚)『…ごめんなさい!すぐにシロップ持ってきます!』
パタパタパタパタ…







…なかなかやりおる(笑)


パタパタパタパタ…
(*´∀`)ノ゚『お待たせしましたぁ。はーぃ、それじゃあ入れますよぉ〜』
とぷとぷとぷとぷ…
*『…』
(*´∀`)ノ゚『…』
(*´∀`)ノ゚『…』
(*´∀`)ノ゚『…』
*『… … … にゃんにゃん
(*´∀`)ノ゚『はぃ、ではこれから、このコーヒーをもっとおいしくする為に、ご主人様と一緒におまじないをしたいと思います
*『(…なにっ?これで終わりではないのかぁーっ?)』
(*´∀`)ノ゚『では、説明します。せーので(両手をあごの下に持ってきてぐりんぐりんしながら)「うーーーーーーーーーん」ってためてください、その後胸の前で両手でハートのカタチを作りながら「萌えーっって一緒に言います♪』







何この屈辱感?(笑)


(*´∀`)ノ゚『ではいきますよー。 せーのぉ』


(*´mm`) 『う〜〜〜〜〜ん』 (゜mm゜;)

(*´∀`)ノ゚ 『萌えーーーーー』(゜□゜;)








…ぇ


な、何この爽快感?(笑)


そんな感じで『ではごゆっくり♪』と言い残しメイドさんは去っていった。
なるほど、これが萌え文化ってヤツか。

そんな感じで、メイドカフェを堪能しまくった私。
最後はしっかり猫耳をつけてメイドさんとポラロイド記念撮影(有料)もしてきたのでした♪
冷静に状況を見てくるつもりで、しっかり楽しんできてしまった真性バカです。
さて…次はツンデレカフェか!?
って、今度東京行くのいつになるかわからんけど。

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《補足》
初めての萌え文化を堪能し余韻に浸る私を横目に、
私とメイドさんのやりとりの一部始終を見ていた同行者S氏が一言。

『…kandamaさん、君 "あっち側" の人間だわ。オレには真似出来ん。』

と。
ちなみに『あっち側』と言うのは、いわゆるヲタクさんのコトを言っているのではなく、メイドさん側、つまり『演じる側』のこと。
何度も私の舞台を見に来て頂いているSさんから見れば、既にメイドさんと向かい合った瞬間に
私の『役者スイッチ』が入ったのが目に見えてわかったようで、要はメイドさんに合わせて
瞬時に恥を捨てて臆面もなく『にゃん』とか『萌えー』とか言ってのける私を見て
『あんたも、じゅうぶんに向こう側の人間ですよ』と思ったのだそうです。
客として楽しむよりも、ウケを狙う為に楽しんでいる…そう見えたのだそうで。
確かにこのような場での私は、こう言ったほうが、こうツッ込んだほうが、こうリアクションしたほうが…より面白いっ、って瞬時に考えちゃうんだよねぇ…(;−;) でも、やるからにはふざけたり茶化したりするんじゃなくて、全力でやってしまうところは…ある意味真のヲタクさんなのかもしれませぬ。

いつかまた、こういった場に行った時に
『そんな演技じゃダメっ!』
ってメイドさん相手に本気でダメ出ししちゃいそうで怖いのですが。


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