2009年07月17日(金) |
遅咲きのピアニスト(218) |
【技術的スランプ / 精神的スランプ】 ある程度疲れている状態でのピアノは癒されて精神衛生的にも非常に効果的なのだが それ以上に疲れてくると、ピアノを弾きたい気力すら失われてしまい そうなってくると私にとっては危険信号なのであります。 まさに無気力状態。
そんな状態で無理に弾いても演奏も練習も進むワケがなく。 2〜3小節弾いて『ぁ、今日はダメだな。』って腕を止める。 一度このような状態になると、ヘタすりゃ1週間くらいピアノに触れなくなる。
で、ようやくその気になってピアノを弾く気力が戻ったとしても 一週間ぶりに弾くモンだから腕も落ちて、演奏もダメダメになって それが更にピアノ敬遠へ追い討ちをかける。 こうなると負のループ。 元の状態に戻す為にさらに時間と努力が必要になり、結果大きな迂回をすることになる。
こういったメンタルスランプは非常に厄介だ。 技術的スランプとは違い、特にピアノが原因というワケではないから余計に。 私のようなヤツなら、弾きたくない → 弾かなきゃいい で済まされるが ピアノを生業としてる人たちはそうは言っていられない。 だからピアノに限らず、その道のプロって言われる人は尊敬します。
その道のプロは、技術的なスランプだけじゃなくて メンタルスランプに対しても、キッチリ修正入れてくるからスゴイ。 逆に、メンタルスランプにもちゃんと向かい合い、上手く克服する術を持ってるからこそ『プロ』と呼ばれるのかもしれないね。
私は、相変わらずメンタルスランプに…弱いな。
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