『泰然自若』 という言葉が使い方によっては諸刃の剣だと感じるのは私だけだろうか? 私自身この『泰然自若』という言葉自体は好きだし、何よりそうありたいと思っている。
ところがね、世の中のエライ人が会見などでこの言葉を使うと どうも『開き直り』としか聞き取れないのは私だけだろうか?
"動じない" ではなく "動こうとしない" "騒がない" ではなく "騒ぎにしたくない" 特に政治家と言われる人たちのクチから出る『泰然自若』という言葉にはこのよな使われ方がされてる気がしてならない。 そして、そういう人たちほど好んでこの言葉を使っている気がしてならない。博学だということでもひけらかしたいのか? おかげですっかり『泰然自若』という言葉に負のイメージを持ってしまった。 偏見による解釈だと言ってしまえばそれまでなんだけど。
言葉の意味そのものがどこか「上から目線」というのもあるのか。 で、好んで使う人たちが、自分の立場を勘違いして使っているから 余計にそんなイメージがついてしまったのだろう。
|