本当に本当に久しぶりに ダンボール箱に眠ってたアルバムの中から何枚かをピックアップして聴いた。 〜しながら聴くとか、そういうのじゃなくて 正真正銘の『音楽鑑賞』
思えば最近は忙しさにかまけて ゆっくり音楽に耳を傾けることがなかった。 いや、きっと聴く時間くらいは作れたと思うのだけど 精神的に追い詰められてたのか、ゆっくり音楽を聴きたい気分にはなれなかった。
少し前に、持ってるアルバム全てを手放そうかとも思ったのだけど 他の多くのものを捨て去ることは出来ても、やっぱりこの大量のアルバムだけは…手放すことは出来なかった。 過去、本やゲームは処分することはあってもCDだけは売る気になれなかった。 私の潜在意識レベルで音楽に依存する部分は大きいのだと思う。
もう開ける事はないのかもと、キュンキュンにCDを詰め込んだ状態で無造作に放置してあったダンボール。 その中から私が再び手に取ったアルバムは、もう人生の半分以上私と共にいることになる古参アルバム。 ダンボールの中の、さらに奥の…しかも隅っこに眠っていた奴ら。
ヘッドホンして 再生ボタンを押す
次々と甦る昔の思い出 懐かしいやらなんだか切ないやらで こそばゆい
音は確かに私の身体に、染み付いていた。
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