2008年07月11日(金) |
遅咲きのピアニスト(86) |
【お稽古№06】 《指の第一関節を鍛えよう》 ①指綱引き 第一関節を寝かせないようにして、ハンドタオルの端を親指と人差し指でつまむ。 対角線上の反対のタオルの端も反対側の手の親指と人差し指でつまむ。 で、引っ張る。ある程度引っ張ったら、今度は親指と中指、親指と薬指…と順に指を変えて行く。 これ、結構面白い。相手がいたら綱引きするのも良いかも。私は芝居の稽古でさり気なくこれを流行らせようとしている。
②へぇ~ 椅子に(姿勢良く)フツーに座る。この時手は膝の上。そして、指を鍵盤の上に置く時のカタチにする。 そのままの姿勢で、少しずつ上半身を前屈みにしてみる…指の第一関節で上半身を支える感じで。 これを、『へぇ~』って感じで相手との会話中に行えば、返事と修行で一石二鳥なりっ! 早速、次の会議、打合せで使ってみよう♪ ただし、頻繁にやりすぎると『トイレ我慢してるのか?』とツッ込まれるので注意。
【ハノン№1】 前回に引き続き降下系。右手が非常に良くなった。だが左手はまだまだ。そして両手になると全体的にちと固い。手首のクッションを大切に。頭の中で『トン・トン・豚…』とつぶやく今日この頃。
【バーナム№1-3】 苦戦中。慣れない指運びとスタッカート和音に四苦八苦。 指は鍵盤を『掴む』ように。グッ・グッと。だけど肩にまで力が入らないように。 手はカエルが飛び跳ねるようにピョンと跳ぶ。跳んだ直後はぶ~らぶら。
【愛の旋律】 ①アルペジオ(左手) この日は冒頭部分の左手アルペジオを重点的に練習。 音は変わるけど全て左手の3.2.1でポロロンと弾くこの曲のアルペジオ。 だから最も大事なのは3の指。後はその勢いで指を置くだけで。 先生と一緒に何度も何度も何度もアルペジオを弾く。 最初はゆっくり丁寧に…そしてだんだん音の間隔を詰めて行く… だめだ…まだまだ弾けない。帰ってからもう一度練習しよう。
②4音和音(左手) 中盤の連続する4音和音、全て7度和音なので指の形はほぼ同じ。 だから手の形そのままでそれを平行移動すればよいということにようやく気付く(´□`;) 音が多いので、まずは外側の音だけ(2音)でスムーズに左手が動くように練習。
③主旋律(右手) 右手フルート主旋律は左手に負けないよう旋律の一区切りで指を置きなおす。拍の呼吸を大切に!
【勇者の故郷】 ①前奏 呼吸を合わせて、ジャーンと前奏に入れるように。気持ちだね。気持ち。 ストリングスの間に入るハープの部分はトントントントン…と手首を大事に。 弱くなりすぎないように丁寧に弾く。
②導入部 前奏から主旋律に入る導入部の左手(伴奏)を再確認。 左手小指のドが伴奏の基盤になるので、ドー(トンテントン)ドー(トンテントン)ドー…そんな感じで(どんな感じだ?) スタッカートとなる、3・1の指はそっと置くだけ。
③7連符 いつも転ぶ。玉突き事故という表現が良く似合うこの7連符。 親指は弾いた後すぐにスタンバイ。スタンバイミー!!
…いやぁ、今回もてんこ盛りレッスンでした。 帰ってから10人の小人たち(指)と大反省会。 左手小指は打たれ弱いらしくちょっとキツ目に言ったらしょげちゃった… 反省ついでについつい勢いで【愛の旋律】の音拾い。
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