Getreidegasse


 《 過去  【Index】  未来 》

2007年05月22日(火) 遅咲きのピアニスト(31)


【3連符】

知ってる人にとっては、なんてことのないコトだけど。
知らない私にとっては、ずーっと疑問に思ってたこと。

それは『同じ音が並ぶ3連符の弾き方』

昔懐かしの○橋名人みたいに、指一本で連打するというわけにはいかない。
出来ないわけではないと思うが、鍵盤の構造から考えても無謀な話。

楽譜を見ると、3・2・1つまり、中指・ひと指差・親指で弾けと書いてある。
それは解るのだが、では実際どうやってこの3本の指を使ってあんな素早い3連符が弾けるのか?
それがずっと疑問だった。

今練習している曲には、そのような3連符を使った部分はないのだが、
昔から気になってたこともあり、練習時の質問タイムで聞けば(出きる出きないは別にして)何てことはない
手前に引っ掻くように弾くということなんですね

なるほど…
上から下に鍵盤を抑えるのではなく、
手前に弾く(はじく)イメージで鍵盤を引っ掻き、鍵盤の跳ね返りを利用して次の指でまた引っ掻く。
なんとなく、そろばんの五の珠をはじく感じに似てるのかな・・・
勉強になりました。
私の場合、『ペダルを踏んだ時の効果』もそうなんだけど、
こういう何気ないコトも知らないので、勉強していかなくてはなりません。

先日も楽譜に rit という記号があり、その意味を聞かれて恥ずかしながら答えることが出来なかった。
かろうじてそれが、ritardando(リタルダント)と正式に言った気が・・・という所まで来たのだが、残念、その後に私の頭の中に想い描かれたのは








ガム・・・( ̄~ ̄;) ?









・・・それは、リカルデントでしょう・・・。
あまりにもベタ過ぎる間違いに、その時口に出さなくてよかったと心から思っている私です。
ちなみに rit とは『だんだんゆっくり』に弾くと言う意味。

・・・ところで、3連符をそろばんで例えたが、この例え・・・通じるのでしょうか?


 《 過去  【Index】  未来 》
→ TOPページ ←


kandama  《mail》  My追加》 
←筆者が元気になる投票ボタン