もうしょっぱなから、明るくてウキウキで、笑いの絶えない映画でした。 演出が素晴らしい、しかもゲイ映画をこんなに太陽のようなまばゆさで撮影するなんて、すごいぞ、陳映蓉監督。 もちろん、役者も魅力的、主役は楊祐寧(トニー・ヤン)に周群達(ダンカン)、特にトニー・ヤンの気持ちやそぶりが可愛いー。 あのちょっぴし厚ぼったい唇が、青い果実って感じで良い(笑)。 この二人のシーンで好きなのは交差点でマネキン&トニー&ダンカン&ゲイのおじさんの4ショットで伝言ゲームのようなセリフを言ってるとき。
そして、真打ちは金勤、もう出た瞬間から、笑・笑・笑。 なんでそんなにゲイ達者じゃなかった芸達者なの〜、素晴らしいです、金勤の全て。 「にえず」のシリアスな可愛さもいいが、終始楽しく笑わせてくれるこの映画の金勤ってタダ者じゃない。 もっともっとあなたを知りたい、金勤。
今年の12月ころに日本で公開予定、見に行かなくちゃ。 そして、是非是非のお薦め映画です。 ゲイが主人公映画だけど、普通の男女の恋愛にも通ずる気持ちのやりとりなど、恋するものに性別はない、みんなで楽しく見よう!的映画です。
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