金城武&梁詠[王其](ジジ・リョン)主演の映画「向左走・向右走(ターンレフト・ターンライト)をDVDで見る。 監督は杜[王其]峰(ジョニー・トー)&韋家輝(ワイ・ガーファイ)で、イヤがおうにも(笑)見る前から期待感が高まっておりました。 しかも絵本作家・幾米(ジミー)の原作絵本をすでに読んでいたので、私が感じた幾米(ジミー)の世界、「人の気持ちやその状況をいろいろなモノを使って絵として表現する事で、何もかもがとってもストレートに伝わる」この世界ををどう映像化するのかも、とても楽しみでした。 (他に「地下鐵」「月亮忘記了」も購入して読みました〜)
はい、期待は裏切られることもなく、ジョニー・トー監督テイストの良いところと、原作のホンワカさがマッチしてとてもほほえましく素敵な映画でした。 すれ違ってしまうシーンやそれを知ったときのジジの涙など、ジーンしまうところもありますが、全体的には映画は楽しいトーンです。 原作には無い強烈キャラがお二人出ているので、彼らのおかげ?でしょうか(爆)。 まあ原作と比べてどうのと言うつもりはないのですが、すれ違いの切なさをグッとかみしめるなら、原作の方がそこは泣けます。 ラストも原作の方が自然かも。
でも、見た後気持ちの良い、ちょっぴし幸せなれる映画でした。
|