使っていた携帯電話の通話機能が故障するという致命的な出来事をきっかけに携帯電話を新調した。 買ったのは米AppleのiPhone4Sである。筆者はIT企業に勤めている割に頭は固いほうで、長年、スマートフォンなんて要らない、使いこなせる自信がないと言って来た。ところが今ではすっかり夢中になってしまった。
もともと携帯電話でもブラウザ機能の使用頻度が高かった筆者は携帯電話ゆえの不便を常に感じていた。スマートフォンに変えて一番に感じたことはその不便さがほぼ取り払われていることだった。特にmixiなど、専用ブラウザアプリのあるサイトの読み込みの軽快さはPCをも凌ぐ。流石に電話機よりPCに近いと言われるだけはある。
とても心配だったのはキーである。ボタンは押す感触があるほうが好きな筆者だ。実際そんなニーズを拾い、キーボードが取り付けられた機種もある。その心配も取り越し苦労だった。確かに打ち間違いやすいのは予想通りだが、画面上のキーボードもすぐ慣れたし、何よりローマ字入力ができるのは大きい。携帯電話では文字を打つのにもっともどかしい思いをしていた。今ではこの通りこの記事もスマートフォンで入力できている。
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