まだ『「○○い」と思ったら負けかな』は一つ残ってますが、マイミクのあさくらとうきさんが答えていた物書きバトンにつられたので一旦お休みして、今回は物書きバトンをお送りします。
◆それでは、20の質問を始めます。まず、ジャンルを教えて下さい。
決めてません。敢えて言うなら書いたら面白くなると思ったものを書きます。 オリジナルがほとんどですが、いまは珍しく二次創作(といっても拝借は土台の世界観だけ)も書いてます。
◆そのジャンルで活動し初めてどれくらい経ちますか?
初めからオリジナル中心だったしなぁ。 ラノベ作家になること重視で小説を書いてた頃もありましたけど(その割に賞に投稿する作品は全くウケのいいジャンルなどを意識していなかった)、ラノベという枠から出て文芸自体に興味を持ち始めたのはここ5年くらい。社会人になってからですね。
◆では、通算物書き歴は?
書き始めたのは高校2年生からだったと思うので、丁度11年くらいですね。
◆登場人物、男の子と女の子、どっちが多いですか?
男性かな。6:4くらいで。 男主人公がほとんどなので、自然と男が増えるのですよ。ハーレム展開に反感を持っているというのもあるのですけど。
◆書きやすい性格を教えて下さい。
僕自身です。 それと信念を持ってる人。合理的な行動をする人、行動理念のはっきりした人は書きやすいです。
◆では逆に、書きにくい性格は?
悪い人。あんまり非道なひとは書けないです。行動があまり合理的だったり不条理だったりしますし……。でも、書けるようになりたい、と思ったりもします。 あとヒロイン。何の気なしに「華のあるヒロイン出したいなー」と思うことが多いから、物語の中でのモチベーションや存在感がなかなか出せないことがあります。
◆薔薇、百合、通常、一番得意なのはどれですか? 通常。薔薇、百合は書こうと思ったことないです。
◆甘、ほのぼの、シリアス、ギャグ、裏、得意な順に並べかえてみて下さい。
1、シリアス ⇒ シリアスな展開になると圧倒的に筆が進みます。 2、裏 ⇒ ほのめかしたことがあるくらいでそんなガッツリかかないですけど
甘 ⇒書いたことない。 ほのぼの ⇒書いたことない。
ギャグ ⇒いろんな人を敵に回しそうですが基本的に「ギャグ」という概念に反発を持ってます。なんか空気読まずに流れをぶった切るような痛々しさが嫌というか。 コメディとかジョークみたいな、流れからくる笑いなら分かるんですけど。
◆比喩法、擬人法は得意ですか?
特に使おうと意識してないです。自分が想像して感じることを伝えられる表現ならばよいので。 数ある表現技法の中でなぜその二つだけが選ばれたのかは小一時間問い詰めたいところですけど。
……表現技法、もうちょっとちゃんと勉強した方がいいかなぁ。知ってるだけで表現の幅が広がるかもしれないし。
◆描写をする上で、好きな物、嫌いな物は何ですか?
最近、細かく地名や品名を入れるのがマイブーム。臨場感が出せるので。あとは戦闘描写ですね。ゲームの戦闘時のBGMを聴きながら盛り上げるように書くことを心がけています。 嫌い、というか苦手なのは会話シーンとかですね。動きがないシーンは書きづらいです。 あとは暗いシーン。登場人物が悲しがったり、辛い思いをするのはかなり厳しいですね。
◆好きな言語表現は何ですか?
日本語での表現です。 でも英語も映画とか良く見てれば気のきいた言い回しをたくさん使ってるので素敵だな、と思うこともあります。 FF10のインターナショナル版で「勝手にしろ」というアーロンのよく言っていた台詞の英語が「As You Wish(お前の思うように)」というのには「おぉ、そんな言い回しになるのか」と、感動しました。
◆愛用の辞書は何ですか?
Wikipedia。とかYahoo!辞書とか(笑)。 もっとちゃんとした辞書ソフトを買わなきゃなぁと思うことはあります。
◆タイトルやオリジナルの方は、キャラの名前にこだわりはありますか?
タイトルは……こだわって付けているつもりですけどちょっとパンチが弱いかなぁ、と思うことはよくあります。
キャラの名前に関しては、ちゃんと考えて付けてます。 あんまり電波な名前にはしないことが第一ですね。前はやたら主人公とかに「天」とか「空」とか付けたがっていましたけど。 名字はインターネットで名字辞典みたいなサイトがあるので参考にしたり。あとは地名とかから引っ張ってきます。 名前のほうは、ありきたりでなく、その人の内面の雰囲気にもふさわしい名前にするようにしてますね。
◆携帯やパソコンに直接打ち込みますか? それともノートに下書きしますか?
たまにPCの使えない状態の時は紙に書いたりしますけど、ブレインストーミングからほとんどパソコンです。 ケータイは思い付いたネタを書きこむのに使ってます。
◆ズバリ! その利点は?
紙からPCに移す時間が節約できること。 手書きよりキーボードで打ち込む方が早いこと。 この二点ですね。
◆推敲ってやりますか? また、どれくらいの時間をかけますか?
あんまりしない、かな。大筋で変だと思うところはあらすじを考えたり、実際に執筆している時に路線を修正しますし、あとは書き終わった後、2,3度じっくり読み返して表現が変だと思ったところを直すくらいです。
◆連載をした事はありますか? ある方は感想もどうぞ。
あります。というか、いちおう今も過去の遺産をつかって「小説家になろう」で連載してます。 定期的に連載するのは時間が要るので、ある程度書きあがってから、一週間単位くらいに分けて順次発表していく方式に切り替えました。あんまり不定期にやってると忘れられそうですからね。 リアルで書きあがった原稿を定期連載できている人! あなたはとても幸せな人です!(笑)
◆小説の書き方マニュアルみたいなのを読んだ事がありますか?
ありません。 やっぱり小説の書き方を学ぶには実際に小説を読むのが良いと思います。
◆コツ…とか、教えて頂けませんか?
話を思いつくコツ? 書くコツ? まあ両方答えておきましょう。
思い付くコツ、物事に関して常に自分の意見・感想を持つようにすることです。 ニュースに「ここはこういう問題があるんだよなぁ」とかですね。日常生活上でもいろいろなことが起きると思いますが、特に問題が起こった場合は、それを改善するにはどうすればいいかを常に考えます。 なぜかというと「問題が起きる⇒それを解決する」が一般的な話の構成なのでそれがそのまま創作意欲に直結するからです。 モノに普段通ってる道路に使われている溝蓋(みぞぶた)一枚からも「溝蓋はブタとか呼ばれたり踏みつけられたりしても健気に溝から僕らを守ってるんだな」とか考えたりで物語は作れます。 アニメ映画の「TOY STORY」とかでも子供部屋に散らかった玩具(おもちゃ)への愛着と連想から、あのオモチャたちの世界が生まれたに違いありません。 それから、知識・経験を広げたり蓄えたりできるように行動すること。やったことないこととかには積極的に挑戦するとかですね。僕の行動原理、判断基準は大学を選ぶことから就職するところも含めて、徹頭徹尾「小説の肥やしになるかどうか」です。表には出しませんけどね。
書くコツは、常に作品を書くのに必要なことを把握しながら書くことですね。 先にあらすじをオチまで含めてすべて考えてみて、自分が何を決めなければならないか、何を調べなければいけないかを書き出しておくことです。 その土台さえできていれば、かなり路線変更しても結構すらすら書けると思っています。
◆最後に、尊敬する物書き様に何人でも回して下さい。
では、敬愛する司馬遼太郎先生と池波正太郎先生に。(といっても著作はあまり拝読していないのですが) 興味のある方はどなたでもどうぞ〜。
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