2010年10月31日(日) |
辛いことなのはわかるけど |
土曜日はウチの祖母の四十九日でした。 いつも曾祖父の法事を営んでもらっているお寺で執り行われたのですが、そのお寺での法事では、というか法事ではある覚悟が必要になります。
そう、何十分か正座を貫く覚悟です。
僕の小さな自慢の一つに、お経が唱えられている一時間弱の間、ずっと正座でいられるのです。周りは脚を崩していく中、僕だけが正座を保っていられます――が、
椅子が並べられていました。
当然、お経を読むお坊さんの座るところも椅子。 や、わかるんですよ。楽である以上に正座は膝に負担が来ると言いますし。構造上、絶対に痺れが来るものですから。
ただ、肩透かしを食らった気分というか、妙にズルをしている気分になるというか。
しかし一説では正座は無理をしない限りは身体に良いもの(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1328527628)ということもありますし、痺れにくい正座の仕方というのもあります(http://www.seizajsa.com/)。
それでなくても、座敷の店でも掘りごたつ式が増え、ただでさえ正座しなくなった昨今、正座をする機会は法事くらいだと思っていたところに今回の事があったので、正座という文化が、こうもアッサリ失われつつあるのは妙に残念ですね。
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