言の葉孝

2009年09月10日(木) 3年目研修

 ウチの会社には七五三研修というのがありまして、七年目、五年目、三年目の社員にはもれなく研修が付いてきます。

 それが挨拶の仕方だとか、グループワークだとか、とにかくかったるい内容の研修です。挨拶講座のときは、頭を下げる角度だとか、声の大きさとか、とにかく細かいところつついてくるのでカチンとくることがあります。
 確かにちゃんとした挨拶をしないのはダメだけど、少しくらい例の角度が深かろうが声が裏返ろうが、「ちゃんとしようとしている」のが相手に伝わればOKなのではないかというのが僕の考えでして。
 実際はちゃんとしなければ好感をもたれないところもあるでしょうし、たまには正しい挨拶の仕方を思い出しておかないといけないのは分かるので不要なことではないとは思うのですが。

 グループワークもですね。グループで意見を出し合って、模造紙にまとめて発表するというのが面倒なのです。別に人と話すのがイヤなのではなくて、たいして意味のないことを人と真面目に発表までするというのが馬鹿馬鹿しく思えてしまうというか。
 でも、与えられた課題に関して考えるのは好きなんですよね。他の人の意見を聞くことで違った考え方を知ることもできますし。

 今回のテーマは「二年前の自分を振り返って」ということでしたが、新入社員のころから現在までどうしていたのか、そしてこれからはどうするのか、というテーマです。
 自分は、会社に入って営業に配属されたころは、お客さんに頼られて、バリバリ活躍する自分の姿を夢見ていたものですが、二年目には力不足知識不足が明るみになり、ものすごく落ち込みました。
 そして、三年目。一応職種が営業からSEにがらりと変わったこともありますが、仕事も見えてきたし、等身大の自分も分かってきた。そこで一年のころ夢見ていた自分になるために必要な課題を見据えて挑戦を始める。
 それが三年目という年次だと思うのです。

 でも、きっと今から二年後には、やっぱり自分が思い描いていたほど力が付いていないことに失望しているきがします。
 しかし二年前の自分と比べるといろいろな経験を踏まえて、三年目の自分は若干成長しているとは思います。だから二年後も目標に達することはできなくても、少しは成長しているとは思うのです。
 だから、目標を達成できないことを恐れずに一歩一歩前に進んでいきたいですね。

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想 詩拓 [MAIL] [HOMEPAGE]
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