言の葉孝

2009年07月20日(月) 神器の名は伊達じゃない


 1950年ごろ、三種の神器と言われた家電製品があります。それが洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビ。
 生活を劇的に変える道具でありながら大量生産が可能となり、高価ながらも努力すれば手に届く夢の商品ということで、当時爆発的に普及した電化製品です。

 つまり、その神通力によって、劇的に変わった生活が定着し切ってしまった現代、その神器をなくすとどうなるか。


【証言】実家で暮らす筆者の妹の証言

「上から順番に冷蔵庫、チルド室、野菜室、と壊れていったんよ。
 で、修理してもらう時間もアレやからすぐ電気屋さんに行って、買うたんやけど、届けんのにどんぐらいかかったと思う? 3日もかかったんやで」


 つまり、この真夏に3日間冷蔵庫がなかったと。
 冷たいものも飲めず、食料の保存もままならずという状況は非常につらいものであったと予想されます。

 1960年代の3C(カラーテレビ、クーラー、車)の一つである、クーラーもなくなったら軽く生きていることが嫌になるくらい辛いかもしれません。

 冬にヒーターが壊れても割と平気だと思うので、夏は冬と比べて格段に科学に頼った暮らしをしているのだな、と思いました。

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