言の葉孝

2009年03月06日(金) おカマを掘られました。


 断わっておきますが、交通事故の話ですから。

 というわけで、営業車に乗って客先に行く途中で4tトラックに追突されてしまいました。

 走っているときに、バッシャーン! と音がしたと思ったら、後部ドアのガラスが全損していました。その向こうに見えたのが、トラックの顔というわけでして。
 降りて見てみると、ボディが変形してバンパーが一部外れかかっているという、ボロボロの状態。後ろからみたら立派な事故車です。それでも、一応シャーシ周りには影響がないらしく、自走は可能でした。(おかげで一車線規制ということにはなりませんでした)

 交通事故の酷さっていうのは、状態もそうですが、相手にもよると思いますね。それに関してはお互いかなり幸運というか、「ウチが100%悪い」と認めてくれています。
 いや、トラックの運ちゃんといえばかなり荒っぽいイメージがあるので、僕ではいつの間にか僕のほうが悪いことにされかねません。
 相手にとっても被害者が僕だったのはラッキーだったでしょう。黒塗りのベンツのオッサンとかだったら金と命が危険です。
 僕は、破損と治療にかかる実費を負担することにならない限りは、必要以上に責めたりぼったくったりしようとは考えません。

 しかしなぁ。一応、病院に行った結果、頚椎捻挫(ムチ打ち症状のこと)と診断されたので、治療費を受け取ることになるのですが、これだと「人身事故」扱いになるそうです。
 そんなんで、相手の運転手さんの職が危うくなるのはちと寝覚めが悪いような。
 でも物損だと治療費は自分持ちになると聞いているので、さすがにそれを理由に治療費を自腹で持つわけにはいきませんし。

 しかし、軽症で済んだのでこんな悩みを持っていられますけど、やっぱり相手はトラックでしたから、死んでもおかしくない状況でした。
 そしてこっちの出方次第では、向こうの仕事が危うくなります。

 そう考えると、本当に交通事故は人の人生を大きく左右するものなのですね。

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想 詩拓 [MAIL] [HOMEPAGE]
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