言の葉孝

2009年01月21日(水) 本の帯に関する考察

 新しい本を買うと、かなり高確率でついてくるのがです。
 煽り文句を書いたり、紹介文を書いたり、本の宣伝にもなっているアレです。

 今日の日記はこの帯に関して少々お話をしたいと思います。

 僕は帯に対してあまりよい感情を持っていません。
 なぜなら結構邪魔だからです。

 僕は本はいつも持ち歩くタイプなのですが、帯があると非常にイライラするのです。経験したことないですか?
 本をしまうとき、他の本の帯が引っかかって鞄の奥まで入らないんですよ。すると引っかかった帯とかが破れてしまったりしますしね。

 本を開くときも、帯を持っていないと落ちてしまったりするので結構じゃまです。なかに挟み込んでしおり代りにしてしまえばいい話なのですが、あいにく、文庫本はブックカバーをつけて読んでいるのでしおりは要らないのです。

 しかし、帯の存在は重要です。これがあることで、その本のポイントがわかったりします。だから、なくなってしまうのもやはりさびしい。

 では邪魔にならない帯があればいいという話になります。
 たとえば、本が引っかかってしまうのは帯が本に対して横に掛かっているからであって、例えば縦に帯がかかっていれば、本を出し入れする時も引っかからない。

 しかし、それでも本が開きにくかったりはするでしょうし、取った後邪魔になるのは確かです。
 それなら、表紙カバー的な帯ならどうでしょう。それなら引っかからないし、本屋さんでつけてもらえる表紙カバーのイメージで行けば本を読むのにもそう邪魔にはならないはず。

 表紙を背景に、いろいろな表現ができると思いますし、いいんじゃないかと思うのですがいかがでしょうか、全国の出版社さん。

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