言の葉孝

2008年01月05日(土) 徹夜明けの伏見稲荷

 
 徹夜明けは非常にキビシイ。
 基本的に朝帰りをしてそのまま眠りについた場合、通常6時間、昼過ぎには目覚めていてもおかしくないのだが、それでも頭がぼやっとするのか、一日が無駄にしてしまうことが多い。

 一時期、「どれだけ寝てなくても8時間寝れば結構すっきりするから、2日間起きて一日分寝れば、平均睡眠時間4時間で生活できるのではないか」という考えはあったが、今では僕はそれを完全に否定している。

 そんな状態で、僕は家族と伏見稲荷神社に出かけていった。
 正月の3が日は過ぎたというのに、車は龍谷大学より遠くに止めなければならず、駅前などは人混みが激しい。
 僕自身はいっていないが、いつか両親がここにきたとき、僕の就職を願って「達成のカギ」をこの神社から手に入れてきたのだが、それを返して、参拝を行う。

 伏見稲荷はいかにも総本山といった風情の神社で行きゆく道すがらいくつもの小さな社がもうけられ、個人個人が寄付して建てたらしい鳥居が道に長いトンネルを造っている。
 鳥居はともかく、土地いっぱいに無造作に建てられた社の方は、なんとなく高野山に雰囲気が似ているのではないだろうか。

 神社の境内にはもちろん様々な屋台が並んでおり、近所の神社では見かけない種類の店もたくさんあった。たとえば、鮎の塩焼きや、七味唐辛子、土手焼きなどはその最たるものである。
 エリーも連れていた関係か、両親がさっさか歩いて行ってしまうので、つい食べそびれてしまったが、やはり鮎の塩焼きくらいは試してみてもよかったかもしれない。


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