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議員の発言を封じる数の横暴!! - 2006年04月02日(日)
都議会の議会運営委員会が、一人会派の議員に討論をさせないという暴挙に出ました。自治市民は、2006年第一回定例会において討論通告を出したのですが、これが認められなかったのです。
討論とは毎回の本会議の採決の前におこなわれるもので、提出された議案について、会派が賛成・反対の理由を明らかにするものです。
討論によって議案に対して各会派がどのような理由で賛否に廻ったかが明確になります。 討論は議事録に残るので、議案に対しての問題点や各会派がどのような考え方で議会に臨んでいるかが明確になるという利点があります。 有権者は、各会派がどのような討論を行っているかをチェックすることができます。
これまでの一人会派いじめでも、討論の機会は年1回に制限されてきました。 これだけでも議会活動を大きく制限するものなのですが、今回の議会運営委員会の決定は、一人会派議員にまったく討論の機会を与えないという、とんでもない暴挙です。
一人会派の年1回の討論を奪うことは議員個人の意見表明権を奪うことのみならず、議案の問題点を浮き彫りにする機会をなくすことにつながり、有権者のプラスになることは何一つありません。
議員に仕事をさせないのが目的なら別ですが、まったくナンセンスです。
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