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JR宝塚線事故 - 2005年04月25日(月)
あの脱線のありさま! お亡くなりになられた方、怪我をされた方がこんなに多い事故がおこったとは・・・。私も事故のニュースを聞いて絶句しました。状況が分かるにつれて何とも言い表せない重苦しい、悲しい気持ちでいっぱいになります。 原因はこれから調査されるでしょうが、いつもよりスピードが出ていたらしい、車両は鉄製ではなくステンレスであった、などすでに気にかかる事が報じられています。 娘さんが京都在住の私のボランティアの人は「もしやとメールをしたら、娘は無事でしたが『運転手は私と同じ23歳だって』とショックだったよう」と。 郊外から都心へ相互乗り入れをして、ダイヤに柔軟性が許されなくなっているのは東京も同様です。 事故は尼崎到着前に起きましたが、関西地域の路線図を見ると尼崎駅には京都線、神戸線、東西線、そして事故のあった宝塚線が乗り入れています。 事故の快速電車はこの後東西線を経由、学研都市線の同志社前行きでした。 私鉄との競合が東京より厳しい状態のJR西日本です。利便性、経済性が安全性に優先されてきたのでは、というのが、ステンレス車両の採用、ダイヤ編成について考えられます。しかし単にJR西日本だけの話ではないと思います。 私たちのいる社会が利便性はましても、事故と隣り合わせである、それでよいのか、命がもっとも大事なことをあたりまえにしなければ・・・、それは会社側だけでなく、乗客の私たちも考えねばならないでしょう。
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