ソラミミ日記
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2005年04月02日(土) 儚い命。

去年の春頃・・家の玄関先に生まれたばかりの子猫が
息も絶え絶えで落ちていました・・・・。

その子猫は身体中傷だらけで呼吸をするのがやっとの状態

右前足の内側に酷い傷、慌てて病院へ連れて行ったところ
どうもカラスに突かれたようでした・・・
生まれたばかりの子猫を加えて連れ去り空から落としたようです。

たまたま落ちた場所が我が家の玄関先だった・・

診断の結果は肺にまで傷は達していて相当重症
助かるかどうかは解らないと言われました

だけど、ペッパーは強い生命力で息を吹き返し
10日間ほどで退院をしました。

家には知っての通り内犬も猫も居てこれ以上は動物を飼うことは
出来ないんじゃないかと家族で相談しました
けれど家の庭に落ちていたのは何かの縁・・
引き取って育てようという結果になり病院から家に連れ帰ってきました

ミルクを飲むチカラも弱く自力では中々飲むことが出来ず
スポイドで少しづつ押しながら飲ませていました
諸注意としてむせないように飲ましてくださいとのこと
むせるとミルクが肺にまわってしまい肺不全を起こすのだそうです

カラスに突かれ深い傷を負った肺・・・
機能は段々と悪くなっていきました・・・

私たちの不慣れのせいでミルクも何度かむせてしまいました・・

我が家に来てから2週間後ペッパーは呼吸不全でこの世を去りました・・

私は自分を責めました、もっと上手にミルクを飲ませることができたら
ペッパーは死ぬ事がなかったんじゃないかと・・
家で引き取らずにいたら死ぬ事はなかったんじゃないかと・・

ペッパーの亡骸を病院へ引き取りに行ったとき
先生に「私のミルクの飲ませ方が悪かったから・・」と言うと

「それは違うよ、あなたのせいじゃない一度は死んでたはずの命
 短い時間だったけどあなたの元で暮らせた事は
 この子にとって幸せだったに違いない皆に可愛がられて
 嬉しかったに違いないよだから自分を責めるのは止めなさい」

と言ってもらえて、気持ちが少し楽になれました。

短い時間だったけどペッパーが我が家に居てくれた日々の事は
絶対に忘れません!目も開かないまま天国に行ってしまったペッパー
今頃は空の上から私たち家族そしてコン兄ちゃんの事見えてるよね!

ペッパーが生きていたら仲のいい兄弟になれたに違いないね!!!!!!



ペッパーの身体を舐めてあげている心優しきコン兄ちゃん♪


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ソラミ

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