なか杉こうの日記
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北山修最後の授業を半分ぐらい見た。 北山修さんは、以前じぶんがカウンセリングを学んでいたときに ちょくちょく本を見かけて、ああ、あの北山さんが精神医学の本を書いているのだな、フォーククルセダースから学者になぜ転向したのか、そのあたりなんだったのか、知りたいなーとずっと思っていた。
彼は、テレビでは本当のじぶんが歪められる、テレビから引っ込んだのではなく、元のじぶんに戻ったのだ、と言っていた。 たしかに、テレビは見る人のこころを一方的な方向に持っていきやすいものしか、映さない。それはいくつも、思い出がある。
しかし、書くこともある意味でそんな感じがする。いくつもの矛盾するものを集めて、どうにか集めて、書く。それとも本当の作家というのは、そんなことがないのだろうか・・・わからない。
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昨日、つい最近までよく行っていた東海道ウォーキングツアーの写真を携帯に保存しているのを眺めていた。久々に見ると、なんとなく、辛気臭い感じがする。
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朝起きて、仕事の嫌な面を考えていた。まことに考え出すとそれに固執して頭のなかが一杯になるのである。こんな風なので変わることがないのである。
まだ暗いうちからせみがみんみん鳴いている。十年前に生まれたせみかな。
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