なか杉こうの日記
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2007年12月29日(土) 年の暮れの閑古鳥

今日から休みである。
年賀状はこないだの休みはがたがたして書けなかったので
今日、書こうと思う。
職場でふたりから、年賀状のことを言われた。ひとりはその奥さんが元同じ職場であった。「また、今年も出しますから・・・」というので、あ、そうだこの夫婦からは毎年来てたな、と思い出し、「いつも旅行の時の写真をどうも。いいですねー」と言ったが、ふたつばかり考えた・・・。
 ひとつは、この夫婦はそれじゃけっこう考えて年賀状を出していたんだ、ということだ。わたしは「また来たなー。いいよなー夫婦そろって今年の夏はオーストラリアか」などと、来ても来なくてもま、いい、ぐらいの気持ちでいたのだが、きっとこの二人は顔を突き合わせながら、「この人には出そう、この人はいいかな」なんて選んでいたのだな、きっと。
 もうひとつは、この二人とはそんなに親しくはないのだから、エレベーターで、沈黙を避けるために話しかけられたのだから、「いつも先にもらっちゃって」ぐらいで流しておけばよかったのだ。旅行行っていいですねーはちょっと入りすぎ・・・と反省した。
 
 さて、もうひとりは、別の課のときどき昼ごはんに一緒に行く若い人でああるが、ロッカーで会ったら「Nさん、今年年賀状出してもいい? なんて言われて、「あーうれしい、ありがと」と住所を教えたものである。なんとなくほのぼのした。

 わたしはもう、年賀状はさっぱり出さないものだから、来る人もごく限られた人たちである。つきあいがほとんどないのである。つきあいが閑古鳥が鳴いている。


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